うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

タゴール・ホールと市立博物館、凧の博物館(アーメダバード)


ここは、オートリキシャーの人が間違えて連れてきて、降ろされたので観ました。「SHREYAS MUSEUM」といったのに、「CITY MUSEUM」と勝手に変換されたのでした。
違うじゃないかと思って敷地に入ってみたのですが、なんとなくよい雰囲気だったので見て回りました。最初は、ちょっとぶーぶー言ってたんですけどね。やっぱりあのオートリキシャーの人、道知らなかったねと。



ぜんぜん、刺繍とかなさそうです。別の博物館につれてこられた感が満載です。
でも奥にある「TAGORE HALL」というプレートがちょっと気になります。





これが見えた瞬間、なにここー! となりました。
この旅行に出る前に、タゴールのギータンジャリを読んでいたのでした。なので顔を見てわっ☆となりました。






入ってみるとすてきな絵が!






ホールでは子供たちの発表会のようなものが行われていたのですが、小さい男の子と女の子の夫婦漫才のような掛け合いがどっかんどっかんウケていてびっくりしました。なにか定番の型でもあるのでしょうか。わたしもあんなにウケてみたい。子どもの頃にあんな経験したら、勘違いしちゃうよ…。(←子役の末路を妄想)





一緒にいた母に、タゴールさんのことを説明しました。アジアで初めてノーベル文学賞を受賞した人だよとか、ガンジーをマハートマーと呼び始めた人だよとか。




タゴール・ホールの反対側には、市立博物館(CITY MUSEUM)があります。





室内の展示もたくさんありましたが、この日は天気がよく川の西側は空気もよいので、外で見た展示のほうが印象に残っています。



1階には凧の博物館がありました。ここがなにげにおもしろい! 
かつて凧が爆発的に流行した時代にインドの家の屋上で大勢の人が凧あげを楽しんでいた様子や、古い書物にある凧を揚げていたことがわかる歴史の解説も添えられており、なかなか興味深いものでした。
日本の大きな凧や連凧とは違い、家の屋上で楽しむ慎ましやかなサイズの凧で、まったく走らなくても凧があがるくらい風のある風土なのだよなぁそうかそうか、と思いながら見ました。
展示はすべて無料。周辺にはなにもないのですが、このエリアは旧市街の喧騒に疲れたときに、そんなに遠くなく行けるくつろぎスポットです。


▼今日紹介した場所


2017〜2018年の西インド旅行まとめインデックスはこちら