とても複雑な文化を持つ国です。インドネシアはヒンドゥー教と仏教が中心であったのが12世紀ごろからイスラーム優勢となり、今となっては世界最大のイスラーム人口国となっています。無神論の容認されない「パンチャシラ」など、行くことになってから学んだことばかり。1940年代に、日本はこの国の人たちに「インドネシア」という名前を使うことを禁じたり、メッカではなく日本に向いて礼拝を強いたりしていたそうです。コタキナバルへ行ったころにはこの時代の戦争の歴史を学んでおらず、インドネシア旅行をきっかけに多くのことに目を向けることになりました。
この国の人たちはつかずはなれず、追わず見守る。人間性が大変魅力的です。多様性を受け入れてきた国に脈々と引き継がれる寛容さとたくましさを感じました。
以下、いつものまとめです。
<予算のこと>
ご予算、ドン。上記はふたり分です。インドネシアはビザを事前にとる必要がありません。現地の空港でひとり25ドルを支払います。
東京から新潟までの往復新幹線代を入れてもひとり10万円かかっていなかったと言うので計算してみたら、あらやだほんと。お安い。エアアジアのプロモチケットを使ったので、航空券が相場の半額くらいかも。
1ルピア=110円、1USドル=100円換算です。
▼持って行ってよかったもの
▼持って行けばよかったもの
- 懐中電灯(高原で星を観に行きたいときに、これがなくて残念な思いをしました)
★まとめリンク★
▼1日目
まったく予定のない旅です。空港到着から初日の宿探し、初の街探索まで。
▼2日目
翌日には少し田舎の町へ移動しました。ジョグジャカルタという第二都市へ向かう途中のバンドゥンというところで一泊してみることにしました。
- 【街】モナス広場・独立記念塔(ガンビル駅・ジャカルタ)
- 【移動】ガンビル駅(ジャカルタ)からバンドゥン駅へ電車で移動する
- 【宿】Guest House Patradissa ホテル・パトラディッサ2・ゲストハウス(バンドゥン・Bandung)
- 【街】バンドゥン街歩き(Bandung)
▼3日目
ジョグジャカルタへ。楽しい街。マッサージを受けたり屋台のごはんを楽しみました。
▼4日目
わたしが発熱したので、もう一泊することに。この日の昼に熱が下がったので、午後から有名な遺跡を観にいきました。
▼5日目
ちょっと山の方へ行ってみたいねということになり、ディエン高原を目指すのですが、この日はひとまずウオノソボという町まで行って泊まることにしました。地球の歩き方にほとんど情報のない町で、いきなりいろいろ探しました。現地で話したアナさんはディエン高原でガイドもしている人でしたが「日本人を見たのはこれで二度目」と言われました。そのくらい、外国人に会いませんでした。
▼6日目
早朝に高原について日帰りする予定が、あまりに美しいので一泊してゆっくりすることにしました。遺跡の美しさがすばらしい場所です。
- 【移動】ディエン高原へバスで行く
- 【宿】HOMESTAY BOUGENVILLE(ディエン高原の宿)
- 【遺跡】アルジュナ寺院群(COMPLEX CANDI ARJUNA / ディエン高原)
- 【遺跡】CANDI SETYAKI / SENDANG SEDAYU(アルジュナ寺院群周辺)
- 【遺跡】CANDI GATOTKACA と MUSEUM DIEN KAILASA(アルジュナ寺院群周辺)
- 【自然】ワルナ湖(TELAGA WARNA / ディエン高原)
- 【自然】ディエン高原、右に進む道エリア
- 【自然】ディエン高原、左に進む道エリア
- 【自然】ディエン高原でまる一日過ごした
- 【宿】ディエン高原 ホームステイ・コレクション
▼7日目
アルジュナ寺院があまりに良かったので、有名なボロブドゥールでなくほかの山岳寺院も観たいねということになり、ソロという町へ向かうことにしました。
▼8日目
ソロから行ける山岳寺院探索。バイクで山の寺院を巡りました。これまた絶景。
- 【街】ソロの街(別名:スラカルタ)
- 【移動】ソロから山の寺院エリアまでバスで移動する
- 【遺跡】チェト寺院(Candi Cetho)
- 【遺跡】サラスワティ寺、ケテク寺院(PURI SARASWATI / CANDI KETHEK)
- 【遺跡】スクー寺院(Candi Sukuh)
▼9日目
そろそろ帰りを意識してジャカルタへ戻ります。とりあえず宿探し。けっこう苦戦して、ビジネスホテルを見つけました。
▼10日目
同じジャカルタでも、初日に過ごしたガンビルよりも少し空港に近いコタという街に泊まったので、その街を散策しました。ベイエリアです。
▼11日目
- 【移動】最終日。早朝にタクシーで空港へ