盛岡滞在中の朝、盛岡八幡宮へ参拝に行った。
いまはもう真っ白な雪景色なんだろうな。想像しただけで毛穴がしまる。
ここは若い感性で運営されている雰囲気がビシビシと感じられる、とてもハイカラな神社。
どーんと大きい。
奥に入って左手の小さな八幡宮に
一緒にいた友達はこの「目出鯛おみくじ」に大はしゃぎ。
ブリキ? アルミ? の赤い鯛を釣ると、中におみくじが入ってる。
「ガブッチョ 魚つりゲーム」の動かない版。
「一度釣った鯛をリリース(元に戻す)しないでください。」と注意書きがある。
だめそれ人の運に影響するから! と。
メインスポットも楽しいですが
隣にある岩手護国神社のほうが神々しく感じました。
蚊も多かった。これはわたしの勝手な「神々しい度判定基準」。
その場が澄んでいると、余計に人の血が見つけやすくなっちゃうんじゃないかと思ってる。
足首や手足の関節部を刺される場合はなおさら。そこはいちばん濁るから。
透明なワインボトルだと葡萄の皮のしぶしぶ、ざらざらが見えやすいだろうな、という感じと一緒。
この参拝とは別の日に、盛岡ヨギのマサコさんが「らかん児童公園」へ連れて行ってくれた。
奇面組が小さくなったときの頭身数バランス。
持ち物もツッコミどころのような……、いやそんな子どもみたいなこと……、でもここ児童公園だし……。
と妄想の広がる仕掛けがいっぱいのワンダーランド。
児童公園は、こうでなくっちゃ。
そのあとふらりと通りがかった「大慈寺」
ただならぬデザインの山門に、足が止まる。
ふわっと、長崎を思い出す竜宮門。
北へ西へといろいろな場所へ行ったけど、わたしは
「すこしもの悲しくて、寂しくて、なのに異常に文化的でユニークな場所」が好きなようである。
そばアレルギーのくせに、また行きたいです盛岡。