先日、心のことを書きました。
わたしはブログでいろんなことを書いていますが、心への取り組みやアーサナの効用について書くのは推敲に時間がかかります。どこかに焦点を定めて書かないといけないのでね・・・。
旅行記は写真も含めて目に見える事実が明確にあるので、分類にちょっと頭を使うくらいで、あとは取捨選択の疲労がありません。
本の感想はうっかりあらすじを書かないように気を使いますが、根本的にラクです。そもそも他人の言葉(本)に便乗してはじまるので半分コタツ記事のようなものです。
さて。
わたしが使用しているこの「はてなブログ」は、半年前に「AIタイトルアシスト」という機能をリリースしています。
ブログの本文をもとにタイトルをAIが考えてくれます。3つの想定対象があります。
まだ実際に選んで採用したことはないのですが、たまに試しに提案を見ています。
先日のような心の中を書いた記事で使用してみたら、どんなタイトルが提案されるのか。AIはわたしのドロドロした部分をどう要約してくれるのか。
AIはわたしの生臭さをどう言い換えてくれるか
自分の思考を掘って書いた文章で試してみました。
上記の文章では、自分で思いついた別バージョンのタイトルも書いておくことで、AIに「方向性で迷ったら、こっちやで」と、目印を示しておきました。
さっそく見てみましょう。バージョン別にご紹介します。
(ここから先は、AIの文章と区別がつきづらくなるので、わたしのコメントは青色の文字にします)
ニュートラル編
わたしは成長や宥し(ゆるし)の話をしたつもりじゃなかったけれど、このように言い換えられました。
「赦し」でも「許し」でもなく「宥める(なだめる)」の字が使われています。
なるほど、これは自分のなだめ方の話と読まれるのか! という発見がありました。
最後のがちょっと面白いです。
言い訳の迷宮・・・からの~、出口♪ みたいな書き方はしてくれません。
悪ノリは人間の特権です。AIが悪ノリするようになったら本物の地獄よね。
普通です。優等生。
だんだんネタ切れになったのか、J-POPみが出てきました。
検索エンジン向け編
この機能がすばらしく優れています。
内容に対して誠実なバリエーションが提案されます。
この人、嘘つかないように気をつけてる信用できる人だな、って感じがします。
人じゃないけど。
SNS向け編
これは見ていて頭を抱えました。
誰もそんなこと言ってないでしょうが! と書き手のわたしは思うのだけど、「自分の毒を操る」は「自分で解毒する」の言い換えとして、まあ嘘ではない。
嘘ではないけどなんか思わせぶり。黒魔術的で昭和の新書文庫みたいなタイトル。
悩みの果て# だなんて。
なんかわたし、いまにも崖へ行きそうじゃない?
そんで、追ってきたフリーライター(片平なぎさ)に全部本当のことを話すの。
・・・って、行かんし、話さんし!
だんだんイライラしてきました。
おいコラお前どこのマルチじゃ!
勇気の話なんかしてないぞワレ。「気づきの旅」とか言うなや!
それワシがいちばん嫌いなフレーズやんか!!!
(・・・って、元ネタはわたしなんですけどね。わたしが壊れてきた・・・)
── ご紹介はここまでです。
さて。
賢明なみなさんはすでにお気づきでしょう。
はてなさんがAIを使ってだいじなことを教えてくださっています。
人の気を惹くタイトルって、バズらせるって、こういうこと!
その気はなくても崖へ行ったほうがいいような気にさせるのがSNSってこと!!!
── 本日の講義は以上です。
キーンコーンカーンコーン☆
コーンカーンキーンコーン☆
解散っ!