先週は関西に居たのですが、土曜に佐保田ヨーガの「ヨーガを楽しむ会」に参加してきました。
桃山南口のヨーガ禅道院の出張版のような形で、親鸞の「女犯の夢告」でおなじみの六角堂近くにある「ウィングス京都」の音楽室で開催されています。
音楽室へ入るとみなさん「どうぞどうぞ〜」という感じで、佐保田ヨーガなムードです。
リュックが大きかったのでやはり目立ってしまい、「えええ?! 東京から?」という反応だったのですが、「以前にあなたとヨーガ禅道院で一緒にヨーガをしたことがあるわぁ」と、覚えてくださっていた方も。うれしいなぁ。
この日の講師は三木先生。大阪からいらっしゃっているのですが、なんというか、本人はいたって自然にやっていらっしゃるのですが
トークがおもしろい……
さすが佐保田道場。
「なんで身体動かしに来て、寝てばっかやねん」
言われる方がたまにいらっしゃいますけども、
シャバがね、これがいちばん大事なんですね。
はい。シャバが。はい(笑)。
簡易体操の時点で
この、手ぇ広げるのは、ぼちぼちでいいですから。
ぼちぼち、広げてってください。
はい。ぼちぼちで(笑)。
そろそろ(そろりそろりと、の意味)動かしますー。
関西イントネーションに癒やされる。
はぁ〜、のんびりでいいわぁ〜。と思っていたのですが
終盤になったらなんだか先生、ひどくノリノリで
なんか今日は若い人多いしみんな動けるし
これやっちゃおうかな・・・
ちょっときっついかな・・・
やってみる?(すごくやりたそう)
ちょっとやりますね(手本をする)
・・・よろめく。
ま、このとおりでね
むずかしいんですわこれ。
はい、やりましょ。
(マイペース! いや、スーパー☆リード)
(みんなやる・これです)
みんなすごいねぇ。
見てるほうがオモロいわ!
(ご満悦の様子)
いいえ。あなたがいちばんオモロいです。
アーサナをとりながら佐保田先生の名作すぎるスワミギャグを思い浮かべ、やはり恐るべし佐保田ヨーガと思いました。
せっかくなので、もういちど引用します。
<82ページ 日頃のヨーガは基礎工事 より>
バクティはギャンブルのことではありません。バクティというのは、宇宙最高の神様である自在神(イーシュヴァラ)を信仰して、その神様を心から敬愛することです。一生涯自分自身の全生命をこの最高神に捧げるつもりで、この人生を送っていく。これがバクティ・ヨーガです。
やっぱり名作だわ。
このノリを受け継ぐ三木先生は、大阪府箕面市に教室をお持ちです。
この日は先生のみならず生徒さんも含めて、佐保田ヨーガのみなさんとたくさんお話しました。
ちょうどこの会の前に御室会館(仁和寺)でお勤めをしてきた後だったので(そのうち書きますね)、そのときの説法が楽しかった話をしたところ、ヨーガ禅道院の合宿も御室会館で開催されているそうで、「うちこさんのおっしゃるお坊さんは、合宿で話されたお話の上手な人と同じ人かしらぁ」などと雑談は仏教話へも展開。
そしてヨーガのあとはみなさんとランチへ……。
入りびたりすぎですね。
「京都に仕事があったら移住したい! でも夏だけはやだ!」と相反する思いを胸に、現代の都へ戻るのでありました。
京都で涼しく住めるところって、あるのかな……。雪国育ちには、京都の夏がどうにもきつい。