うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

市立モスク(City Mosque)その5:ラマダーン日没編

概要編食事編運営編談話編に続き、ラマダーン日没編です。
モスクの人に「いろいろな人が集まって面白いよ。日没後は中に入れるし」といわれたので、ラマダーン終了の日没のタイミングでモスクへ行ってみました。




いきなり楽しい。市立モスクの売店はよいものが多く、どれもびっくりするような安さ。




夕焼け小焼けを待つ。美しい。



(夕焼け小焼けを動画)



日没前におかしを食べたのが大人にバレて、注意された後のシュンとした子どもたち。
一部始終を見ていたのだけど、なんだかあたたかくて、微笑ましいひとときでした。
「日没前だけど、もういいじゃん。食べちゃおうぜ」とツルんでいたのがかわいかった。








みんなでなんとなく集まってきて、ゆるゆるとお菓子を食べながら話し始めたりする。
子ども会とオトナ会が同時にあちこちで繰り広げられる。
わたしは観光客に見られるのだけど、母は長年よく日焼けしていることもあり、ふつうにマレー人の家族に話しかけられて「うわ、外国の人?」と驚かれていた。



「あらあそこの奥さん、次のお子さんができたようだわ」とか、「あそこのおばあちゃんも、最近ヒザが痛そうにしていたわ」とか、そういうかかわりが自然にある。
きっちり待ち合わせるでもなく約束するでもない場所で、「なんとなく集まる習慣」が生活リズムの中にあるというのは、あたたかい。