うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

生き方としてのヨガ 龍村修 著

ヨガや腹式呼吸に関する本を最近読んでいるのですが、これはポーズ集ではなくヨガとの向き合い方に関する本。ほとんどの本はネットで購入するのですが、これはたまたま書店で電車に乗る前に読む本を探していたときに買いました。
有名な沖正弘氏のお弟子さんであった龍村修さんという方の本なのですが、装丁から受ける硬派な印象よりも思いのほか解釈が現代的で、わたしのようなサラリーマンヨギのみなさんにおすすめしたい本です。毎日通勤の電車とバスの中で読んでいたのですが、ページを開くたびに前向きになれるひとときでした。
ヨガに通じるさまざまなほかのジャンルのことが書いてあり、相撲好きのうちこは「しこを踏むことが気を静める実践に通じること」の章をとても興味深く読みました。ジャイナ教という宗教のなかでの考え方もとても印象に残っていますが、決して宗教色の強い本ではありません。「丹田」に対する意識も高まり、この本をきかっけに「丹田」や「チャクラ」「ホリスティック医療」「腹式呼吸」に関する本を読み始めました。
ヨガ友達のめぐこさんもこの本に夢中になり、読んでいる途中にメールを送ってくれたことがありました。「ヨガとは、自分と良いことを結びつけるという意味」ということが書いてある章にグッときたそうです。いまこの本はヨガ仲間の間を巡回中ですが、手元に戻ってきたらまた読み返そうと思います。

生き方としてのヨガ
生き方としてのヨガ龍村 修

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