ここでバンコクの旅行記を見てくださった人から「バンコクってあんなにオシャレなんですね」と言われたのですが、オシャレなだけじゃなくて「カッコイイ」もあります。
先日食べ歩きのことを書いたテーウェート市場で二回、その「カッコイイ」に目が釘付けになる瞬間がありました。
この干物を見ていたときに、「カッコイイ」が通り過ぎました。
肩甲骨の間をクロスする紐が、カッコイイを際立たせます。
景色と存在と役割がマッチしたとき、カッコイイは最大化します。
帰り道の信号でも、別のカッコイイが現れました。
市場からちょっと抜け出てジャジャジャジャン。長靴がカッコイイ。
背筋がカッコイイ。
ふくらはぎもカッコイイ。
膝を伸ばしたら、さらにカッコイイ。
この、まっっっすぐな膝!!!
少年か!(いわさきちひろさんの絵の子どものような脚!)
ううん。あの人は紛れもなく、おじさん。たぶん歳は近い。
ハタ・ヨーガの古典といわれる13世紀前後の教典を読んでいると、「これを行うと白髪がなくなり16歳の青年のように若返る」とか普通に書いてあって笑ってしまうのだけど、こういう膝のことをいうのかもしれない。
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