シャンティニケタンにあるヴィシュヴァ・バーラティ大学(Vishwa Bharati University 通称:タゴール国際大学)は多くの偉人を輩出しており、映画監督のサタジット・レイ氏がここで芸術を学んだほか、画家・秋野不矩さんが教鞭をとられていた場所でもあり、かねてより行ってみたいと思っていました。
昨年浜松市の美術館へ行ったときに、この大学の名前を印象付けられていました。
学部がたくさんあるので敷地が広大なのですが、この芸術学部の一帯には壁画や彫刻がたくさんあって、まるで屋外美術館のようでした。
すてきです!
ここは、ナンダン・アート・ミュージアム・アンド・ギャラリー
(Nandan Art Museum And Gallery)
かわいすぎて困ります。
彫刻科と学食周辺
美味しいご飯の香りのする学食周辺は、本を売りに来ている本屋さんがいたり、屋外でゆっくりできるようになっているのですが、毎日日中は40度超えの暑さでした。
ここが学食で、中からプゥ〜ンと美味しそうな香りがしていました。
ここも制作ルームです。
屋外彫刻がいっぱい
ガンディーかと思って表示を見ましたが、別の人の名前がありました。
作者の名前だったのかな。似た作風の彫刻が、すぐ近くのウッタラヤン・コンプレックス広場にもありました。
この彫刻も、同じ作家のものがウッタラヤン・コンプレックス広場にもありました。
モダン・アートの屋外美術館といった感じです。
観光客がぷらぷらしてても誰も気にしません。
芸術学部の東側のエリア
チャティム・タラ
2本のチャティムの木の下でタゴールが瞑想をした場所だそうです。
タラダワジャ
ここに住んでいた先生の解説がありました。
ウパサナ・グリハ(祈祷殿)
壁はベルギーのガラスで、神のいないガラス寺院とのこと。
おとぎ話の世界に迷い込んだような気持ちになる精度でした。
芸術学部の西側のエリア
ブッダが鎮座していました。
まだまだ土地はあるでぇ~、という感じで、とにかくゆったりしています。
このエリアを歩き回るだけでも何時間も過ごせます。
シャンティニケタンは昨年に世界文化遺産登録されたそうです。