最後の夜は、クアラルンプールのブキッ・ビンタン駅にある「HOTEL AURA」という宿に泊まりました。
このあたりは安宿がたくさんあり、もう二晩くらい過ごしたかった。東京でいうと新宿歌舞伎町や池袋西口みたいな感じ。
わたしは人がひしめき合っている場所にいると「いろんな人がいるわさ。そりゃ」という気分になれて、気持ちが安定します。人間も動物みたいに、いっぱいいる! ということに癒やされるというか、自分の比率が下がると安心する。
一泊だし、という感じでここにしました。98リンギット(2800円)でした。
わたしよりも潔癖な人には、向かいに見えたこのホテルのほうがおすすめ。
ちょっと都会にまみれてリラックスしたいというとき、この街はいいなぁと思いました。
ここの従業員さんもそうでしたが、宿でも飲食店でもおネェさんがちらほらいて、老人も外国人もたくさんいて、すごく居心地がよいのです。「田舎がしんどい」の対極にある居心地のよさ。
旅の最後で、自分が日々救いを求めている方向に気づいた。そんな感じがしました。
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