うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

空港と海の礼拝室、街のモスク

コタキナバル空港もクアラルンプール空港も、礼拝のお部屋のサインがある。過去に立ち寄った海外の空港にもあったかもしれないけど、気にしていなかったから気づかなかったのか。

これはコタキナバル空港。こんな看板。




どこも入り口は男女別。


これはクアラルンプール空港。
日没の頃に、なにげにひとが入って行く。ベンチで足を拭いている人も。



「Wanita」が女性。
ちなみに「かわいい女性」は「Chanti Wanita(チャンティ・ワニタ)」というらしいです。




「Lelaki」が男性。
ちなみに「かっこいい男性」は「Lawa Lelaki(ラワ・レラキ)」というらしいです。



これは、コタキナバルから少し離れたサピ島の礼拝スペース。



足洗い場がある。



WANITAだから、女性の入り口。



これは、ローカル・ムード満載の町民モスク。公民館のような感じで、隣は共同宿舎かな。寮のような施設でした。




近くの宿で何日か過ごすうちに、ここから流れてくるコーランで時間がわかるようになった。



クアラルンプール空港の礼拝室の前で張っていたら、ムスリム女性に話しかけられました。どきっ。
話を聞いてみると、あすから家族で日本で住むという。どきどきわくわくのなか、淡白でのっぺり顔の日本人っぽい人が気になったみたい。
ほどなくして旦那さんが現れました。マレーの人たちかと思っていたら、スリランカのキャンディから来ている人たち。これまで旦那さんだけ日本とスリランカを行ったり来たりしていたという。旦那さんは震災後すぐに東北へボランティアへ行っていて、そのときの写真を見せてくれた。マイナス2度の被災地での活動を聞く。日本語も流暢だ。
わたしのデジカメにスリランカの写真が残っていたので、「歯の寺行ったよぉ。歯、歯ね(参考)」と口を開けながらキャンディでの思い出を話すと、それまでモジモジしていた子供達もわたしの言っていることがわかったようで、リアクションをしはじめる。「この日本人、うちの近くに来たことあんの?!」と思ったかな。こんどは君たちが、わたしのうちからそう遠くないところに住むのだよ。(バスと電車で1時間くらいのところ)


旦那さんはとりあえず日本へやって来て大使館に行って、そこからのつながりで日本で会社を立ち上げ、車のトレード会社を経営をしている。ガッツな父さん。「こんど夕食を食べに来てください」と言われたので、落ち着いたころに行ってみるかな。


お父さんが「まことに神(アッラー)に感謝、です」とおっしゃっていて、わたしもそう思いました。
まったく、アッラーは小粋な計らいも思いのままにおわします。