ヨーガ禅道院へ通っていた時期に散策した京阪電車の中書島駅と伏見桃山駅、近鉄京都線の桃山御陵駅前周辺の紹介です。
この辺は新撰組・寺田屋事件の寺田屋がある場所なので、観光地としてはそこが一番有名なのかな。伏見の酒蔵街のある場所で、「カッパッパー、ルンパッパー」の黄桜記念館と、月桂冠大倉記念館もこのエリアにあります。
これが寺田屋。あまり興味がなかったので中へは入らず。
この黄桜記念館(キザクラカッパカントリー)の、テレビCM集を見ることができるお部屋で1時間以上、CMを見て楽しんできました。
年代ごとにボタンがあって、片っ端から全部見た。斉藤晴六のオンチなうた懐かしいなぁとか、林真理子も出てたんだぁ、とか。
有森也実時代のあとに、高島礼子へ。その前はお相撲さんの出演するものも多かった。
カッパさんは初代・清水崑さんの絵と、二代目・小島功さんのセクシーカッパさんのものがあるのだけど、うちこが記憶に深くあるのは後者のカッパ家族だ。
お酒のCMも、いろいろ規制でつまらなくなっちゃってるんだな、というのがわかった。
いちばんカッコよかったのは、侍で登場する杉良太郎と三浦布美子さんのもの。
徳利で一気飲みする杉さまを陰で見ている三浦さんが「男だねぇ」「サムライだねぇ」みたいなことをつぶやくCMがあったのだけど、ああいう豪快な描写はもう今ではできないのだろう。お酒のロマンがちっとも表現できないよね。
いまは、うるうるとした瞳で高島礼子が「おかえり」と言ってくれたり、妙にハイテンションで金麦買って待ってちゃう妻の描写だもんね。
昔のCMは、お酒を飲む時の「がんばった俺、よし、よし。うん、うん」という自己肯定がまっすぐに訴求されていたのに、いまはなんだか遠回りをして自己肯定をしなければいけないような、へんな感じだ。
そもそもあんな綺麗な奥さんをもらうまでが、大変すぎる。
まあ、それにしても、この杉さまとセットで登場する三浦布美子さんの魅力ったら、なかった。
美人とかかわいいとか、そういうフィールドにいない。久しぶりに、ドスーンときた。
京都の女優さんかと思ったら、東京都出身の人でした。
そんなことを考えているうちに稽古の時間になってしまい、月桂冠のほうは見ずに帰ってきた。
そうそう、
黄桜酒造に、酒造りの工程の説明をするフィギュアがたくさんあって
はじめは、ちょっとカッパっぽい顔にしてるのかな? なんて思っていたのだけど
そうではなく、全員が高嶋政伸フェイスであることに気がついたら、なんだかこわくなった。
姉さん、大変です。
このエリアは、ヨーガ禅道院から2駅です。