聖者とか覚者とかスワミとか、そんなふうに呼ばれる人の本を読んでいるときに、連想想起することがあります。
やすきよ漫才の、「ところでわしのメガネどこいったか知らんか? メガネメガネ・・・」といって床を探しまくるやっさんに、きよしが「頭に乗ってるよ」とつっこむ、有名なあれ。
「私の不幸はどうやったら救われますか。神、神、神、神・・・」
「そこにあるがな」
聖者とか覚者とかスワミとか、そんなふうに呼ばれる人が、きよし氏のようなつっこみをしまくっている。めちゃくちゃインドの話でも、チベットの話でも、なぜか頭の中に「やすきよ漫才」が出てくる。
普遍かつ王道かつ真理。宝物のような芸だと思います。
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posted with amazlet at 09.05.17