うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

東寺、立体曼荼羅とフェミニン毘沙門天(京都)

空海さんゆかりの地をたずねて、東寺です。目的地は高野山と東寺。この二つだけ、という旅でした。結局他もいったんですけどね。講堂内の立体曼荼羅が見たくて。すべて回りまして、書き出すときりがないので印象的なエピソードをいくつか書きます。


<講堂内、立体曼荼羅
写真で何度も見ていた通りのもの。うちこが仏像を見るときのポイントは、「坐法・わきの下・足首の柔軟性」が主要ポイントなのですが、写真の通りでした。
同行者のしげこが、「一番奥に一人だけイケメンの人がいるのよ。前もね、友達と来たときに二人で大騒ぎで」と言っていたのは帝釈天。「イケメンには気をつけろ」のエピソードを話したら、「こ、こんな、、、、」と撃沈してました。


<金堂内>
薬師如来さんの左右に月光&日光菩薩さんです。人気者で最近は東京国立博物館でバラ売り遠征されているお二人。月光さんのほうがちょっとメタボで、女性っぽい印象です。


<宝物館>
千手観音さんが目玉ですが、うちこはそのお部屋の右にいらした「兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてん)」に釘付けでした。(右上の写真)ウエストが細く、足首のしなやかさがとっても女性的。着ているものがワンピース風で、足元にいる地天女が「踏まれて嬉しい」的な印象を与えるので、女王様のようなまとまりなのです。不思議。




他のお寺もたくさん見てきましたが、どこの景色を切り出しても計算されている感じがする東寺。俯瞰で見て寺全体が曼荼羅になっている東寺。木々が美しく、エネルギーに満ち溢れた東寺。
すべて見て回りましたが、高野山→東寺と巡ってみると、やはり都へのサービス精神が織り込まれた感があります。


最後に。大好きな「弘法大師修行像」さんは、なぜか白パンツで靴はいてました。