仕事仲間が貸してくれました。「がんばれ!銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり」という、2006年の11月に社員がインターネット上で発した「電車運行維持のために、ぬれ煎餅を買ってください！！ 電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」というメッセージが口コミでひろがり、銚子電鉄の窮地を救った実話です。著者は、銚子電子鉄道の次長さんです。
この話題にはリアルタイムで触れていて、わたしもぬれ煎餅を買おうと思ったのですが、注文が殺到しているときだったので、落ち着いた頃に買おうと思っていました。まだホームページでは受注を停止しています。
著者である次長さんこと向後功作さんが当時書いていたブログを以下で読むことができます。
★銚子電鉄の日記帳
向後功作さんの現在の日記は以下で読むことができます。
★向後功作の銚子散歩
非常に心温まる実話です。日本にはいろいろな問題を乗り越えながら、地元の維持活動に努力をしている人がたくさんいます。
この銚子電鉄については、サポーターのサイトを見たりしているうちに、単なる慈善活動ではなく、「身近じゃないけど、ものすごく困っている電鉄社員」をリアルに感じた人が多かったからこそ、起こった出来事だと思います。文章が、ものすごくそのままだったのが良かったのだと思います。
この活動が細く長く続けばいいな、と思います。テレビの反響は一日だけど、ネットの反響は長く続いて広がっていく、と著者の方も書いています。
