まっさんシリーズはこれが最後のストック。今後はDVDにとりかかろうかと思っております。「眉山」は先に感想を書いた「精霊流し」「解夏」と比べて文字量的にも読みやすい一冊だと思います。まっさんの日本語シャワーのとりこになってしまった人には少し文章量が足りないかもしれません。
このお話の舞台は徳島。母と娘、それぞれの愛と恋の物語です。
視点は娘ですが、主人公は母。オチを書かずに感想を書くのが難しいのですが、打算的になりがちな現代にはない恋のお話。
あいかわらず、美しい日本の情景描写がたまりません。