先月のことですが、熊本県八代市に泊まってきました。
GW中に宮崎県から車で熊本県玉名市まで移動するのに、前日に宿を探して泊まれるのがこの街で。なりゆきだったのですが、行ってみたらすてきな城下町でした。
八代市と書いて「やつしろし」です。八代亜紀さんの出身地です。
泊まったホテルにレンタルサイクルがあったので、八代城跡の近くにある松濱軒へ出かけてきました。
外観・楠木のパワーで歪む塀
この敷地にはいくつか大きな楠があって、建物に食い込んだり塀をゆがめたりしています。
ここは入り口。
敷地の中へ入りました。
フリージアが咲いていました。この花かわいいですよね。
ここが気になって、何度も見ちゃいました。
庭園内の楠の根っこが外の塀に影響して歪んでいます。
建物周辺
ここは八代城主三代松井直之公が1670年に寺院を建立し、そのあと寺を廃して梶畑になっていたところに1688年の春になってから母親のために御茶屋を建て、松濱軒と称したそうです。
いやー、親孝行なことだよ。まったく。
まったくだ。
ここは菖蒲が咲くのでしょう。
美しい庭園
そんなに大きくないのですが、不思議と素朴な気持ちが蘇ってくるような、そんな庭園でした。
すでに蚊がいました。
わたしが行った日は展示室で雛人形と茶道具の展示、があり、昔の雛飾りの刺繍がものすごく、小さな道具も見応えがありました。
昭和天皇皇后が描かれた雛人形の絵もあり、これがなんとも上手でかわいらしい絵。
たっぷり楽しんで帰ってきました。
▼松濱軒(しょうひんけん)