銚子で入った食堂で話した人から屏風ヶ浦をすすめられ、翌日に行ってみました。
駅からバスが出ています。
バス停に到着しました。千葉科学大学と銚子駅を行き来するバスの、「銚子マリーナ前」です。
ここから5分くらい歩くと屏風がはじまります。
屏風ヶ浦
すでに遠くに見えています。
はじめのうちは「まあ屏風といえば屏風だけど、ミルフィーユだよね。いや、ミルクレープだな」と思いながら歩いていました。
途中から屏風っぽくなってきました。
さりげなく不気味なスポットもあったりして(これは人工的なやつ)
人はたくさんいるのだけどそんなに押し寄せているわけでもなく、お店もほとんどなく、地元の人がドライブがてらやって来るリラックス・スポットのようです。
きゃりーぱみゅぱみゅさんの、きゃりー電車
銚子の街を2日間あちこち歩いている間に、何度か見かけて乗りたいと思っていたピンクの電車に一度乗ることができました。
遠くから見ると、わっ! なにあれかわいい・・・ と追いかけたくなるような色です。信号の奥を通っているのが見えたことがありました。
ホームにこの電車が入ってきたときに、「やったー! 今回は当たりだ」と思いました。
車内アナウンスもきゃりーさんです。
きゃりーさんは10代の頃から経験を重ね、チャレンジし、内省がパワフルで文章も上手で尊敬する人物です。
▼メタ視点で文章化する内容のレベルがとんでもないことになっています
この色使い!
銚子の街
銚子電鉄のPRもそうだけど、なんだかこの街はダメな感じをそのまま街の色にしています。
こんな広告を見かけました。
この黄色の使い方のうまいこと。
道にポツンとあると近くまで行って何が書いてあるんだろう? と見ちゃうんですよね・・・。助手席に乗っている人も見るだろうし。
うまい広告です。小川神社の裏口のあたりで見かけました。
他にも、図書館の建物がステキだったり
「なまえのない店」があったり
タイ料理屋さんとタイマッサージ屋さんとトゥクトゥクがあったり。
景色が楽しいのは本銚子駅と海の中間のあたり
調子の街は電車が曲がりくねって走っていて、線路と海の間にお店がちらほらあって、本銚子駅と海の間のエリアが歩いていて楽しい場所でした。
本銚子駅の周囲は畑や民家や森です。
さまざまなスポンサー企業が支援をし、持ちつ持たれつをエンタメ化している銚子電鉄。おもしろいよねぇ。
旅行記って、こうして書いていると明るい写真ばかりだし楽しい事ばかりに見えると思うのだけど、うまく文章化できないこともあります。
こんなこともありました。
知らない場所へ飛び込めば、ちょっと困惑することもそりゃあるわけなんだけど、それに過剰反応している自分の揺れに気づくのが旅の醍醐味。
誰かと一緒に旅行をするときに無意識に纏っている厚かましさという武器を手放したときに、どうなのか。自分はどんなことを思うのか。厚かましさの代わりにフレンドリーを上手に行使できるのか。
わたしにとって「ひとり旅」は、ひとりがいいからするものではなく、「ひとりの場合」を感じる旅です。