湯ヶ島にある天城神社へ行って来ました。
ここです。
『しろばんば』の前編二章の終わりで、さき子と中川が子供たちと温泉の帰りに立ち寄ってこの境内で話をしていたら、ひとりの子供がくまん蜂に刺される場面があります。
狛犬がチャーミング
左右に鎮座する狛犬が両方とも天城の山の方向を向いています。
湯治に訪れた旅人によってこの狛犬が奉納されて以来、天城山に凶暴な山犬がいなくなって人々が助かったというエピソードがあるそうです。
だっふんだ! (左の犬)
だっふんだ! (右の犬)
それにしても、かわいい・・・
尻尾のやわらかな跳ね上げも、かわいい・・・
かわいすぎます。
しろばんばが飛んでいました
この日は11月の終わり。
なんと、「しろばんば」を見ることができました。
一匹(一羽?)、ふわふわふわ~っと、わたしの傘の中に入って来ました。
紺色のボディに白い羽の、綿のような虫です。雪虫とも言われる虫です。
ここへ来る前に「上の家」の前で会った井上さんから、もう出始めている時期だから、夕方になったら見られるかもと聞いていたので、「いたーーーーー!!!」と大興奮してしまいました。
「しろばんば」はスマホのカメラでは撮れないくらい、小さな虫。ふわふわの毛が生えた蚊くらいの大きさでした。
この椎の木のほうから参道の方へ、ふわふわっと飛んできました。
この日は雨が降っていて、植物がぬらぬらと鮮やかに見えました。
最後に「しろばんば」が飛んできたことで思い出が強く刻まれました。
▼こちらの神社です