有名なお寺なので、わたしはここを楽しんだよ、という三大要素を先に箇条書きにしてしまう。
金色堂は、なんというかミニチュアのものすごく精巧なオモチャを見たときのような、そんな気持ちになるものだった。讃衡蔵にあった「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅(こんこうみょうさいしょうおうきょうきんじほうどうまんだら)」に釘付けになった。普通の絵かと思ったら、よく見るとお経の文字で描かれているよ、というすごいもの。
ここからは、写真とともに。
中尊寺特設消防隊。この、トミカっぽい「はたらくくるま」に夢中になってしまった。
松尾芭蕉像。八幡様の近くに立ってる。
少し離れて見た芭蕉像付近。いい雰囲気。
その近くにある、金色堂旧覆堂。ここだけ空気が段違い。高野山の根本大塔の中と似た性質のなにか。
この大きな鳥居を見つけたら、必ず行くべし。白山神社。
西行の歌碑がある。
「いままで吉野の桜が最強だと思ってたけど、ここも、すっげーじゃん。知らんかったわー(私訳)」という有名な歌の石碑。
先週末の大河ドラマでしきりに平清盛に西行が「平泉でさ、平泉でさ」って言ってたね。
このあたりから、下に降りられる階段があるのだけど、そこを行くと
赤堂稲荷大明神につながる。
下の国道から見える
ここを登っていくと、西行歌碑の場所へ出る。
非常に複雑な状態というか、なんというか、深く掘り下げようと思うと所在無い感じがしてしまうお寺だった。
夢の跡にただようせつなさを味わう場所なのかな。