以前紹介した兵庫県加西市の「一乗寺」と同じく法道仙人由来のお寺です。きよみずでら=京都だけではない。ここは、兵庫の清水寺。
627年に推古天皇勅願により根本中堂が建立され、725年に聖武天皇が行基菩薩に勅願して大講堂を建立したという、由来はかなり古い天台のお寺。行基さんまで出てきちゃった。密教萌えにはたまらんルーツ。えらいこっちゃ。
たくさんの人に訪れて欲しい素敵なスポットなのですが
バスの本数が「俺ら東京さ行ぐだ」な頻度なので、車がないときびしいかも。バイクのツーリングでも、きっと気持ちよいですよ。わたしは兵庫の旅のマドンナに車で連れて行ってもらいました。(ありがたや)
世の中にはこのスネのくぼみ萌えな人(運慶的なスネが好きな人)もいますから、載せておきますよ。
ものすごいセバスチャン使い。やり手ですね。やり足か。
旅のマドンナが、「大手毬かな。間違ってたらごめんなさいね」と上品に遠慮してたけど、大手毬(手毬花)みたいですよ。
「形がぱっと見似ているけど、アジサイよりも奥ゆかしいおもてなし感があるねぇ」と話しながら歩く。
けっこう広いです。中尊寺と同じくらいかな。
縁側で街を見下ろしながら、旅のマドンナといろんな話をして、楽しかったな。
マドンナは金を払って鐘をつく。ナイス・ドネーション。
薬師堂。創建は清盛の義母。池の禅尼。今年の大河で和久井映見さんがやってる役の人。
中にかわいい十二支・十二神将がいて、これがなんとなくドラゴンボールっぽい。東京芸大の薮内佐斗司教授作。
薬師如来のマントラは「コロコロ」がつくので覚えやすいね。
おんころころせんだりまとおぎそわか。コロコロのお薬が、スヴァハーです。
「ここで火を焚いてなにかやるのよねぇ」「うん、護摩焚きとか結縁灌頂とかね。すごろくみたいなのに蓮の花を投げて占いみたいなのをやるんだけどね、空海さんは二回とも大日如来に落ちたという伝説があってさぁ」
といういつもの空海さんスキスキストーリーを、最澄さんの前でしてしまったぁ。
ちゃんと最澄さんバージョンも話せるように勉強せねば。
左右に、小ぶりだけど美しい曼荼羅。
景観面でとても見どころの多いお寺なのですが、
なかでも
いろんな角度で楽しめる。
こんなところでお月見デートなんてしたあかつきにはさ、、、
(遠い目・・・)
確実にめっちゃ蚊に刺されるよね。
(アーイアーム リアリスト。負け惜しみなんかじゃないのよ)
負け惜しみじゃないのよ、ほんと(笑)
↓ <理由>
ヨガ的にはお月見デートはあんまりおすすめしません。男は狼になるし、女は乱れるから。
まあ、日光浴デートもそろってアホになっちゃうんだけどね。
そうそう。
地蔵堂の外では、ハイスクール奇面組比率での地蔵サージェントペパーが楽しめます。
もはやビックリドッキリメカな数。このクラスになったら、地蔵ゾロメカというほうが正しいね。
かなり由緒ある、歴史探訪的にはどっしり感のあるお寺なのに、ところどころに初心者向けの楽しみが。
いいバランスだなぁと思いました。「くずし上手でニクいわぁ」という印象。
紅葉の時期の写真を見ましたが、ハンパないですよ。兵庫県へ車で行ける環境にお住まいのかたは、ぜひ。