ここ2年近くのコロナ禍といわれる期間に、よいことがありました。
同世代の友人と話す機会が増え、相談相手が増えました。基本的にリアルで会うときは必ず二人の前提になったことで話しやすくなったり、テレビ電話で話すことが普通になった人もいて、「密はダメよ」のおかげです。
原因が特定できない複合的な疲れを感じるときに、自分が弱っているんじゃないかと思う兆しをを聞いてもらって相互カウンセリングをするような、そういうことができるようになりました。
わたしにはひとり、日本語の読解力がとても高い人がいます。
知人から意図の読めない話をされたことを相談したら「それは、その相手は、いわゆる between you and me. というニュアンスを出したいってだけなんじゃないの?」と、客観的に状況を見てくれました。
言葉尻が気になってしまうときって、自分が弱っているんですよね。発言者の人間性や自分との関係性よりも、言葉尻に目がいってしまうのだから。
この2年で、そのことがよくわかりました。
わたしが友人から「こういうのって、普通のこと?」と聞かれることもあります。
「このあいだ会社の若い子に くさっ! って言われて一瞬傷ついたんだけど、違ったの。意味わかる?」と言われて、「ウケるー、みたいな感じでしょ。草生えるの略かな」と答えたら「わかるのー?」となったり。
ヤングと働くオバさんOL互助会(笑)。
これは極端な例だけど、こうやって時々、自分が細かすぎるのかを確認できると助かります。弱っている時ほど、見くびられていると感じやすいのでね。