緊急事態宣言前に、滑り込むようにまた小石川植物園へ行ってきました。ここは毎月行きたいくらい楽しくて、すっかりハマっております。
いまはヤマブキの季節です。ヤマブキといえば、みどり先生。春ですね。
ここは入口近くのジャングル・ゾーン。かなりアジア旅行気分が味わえます。
草が楽しいゾーンで見たトウダイグサとオオアマナ
入口近くからまっすぐ行って、左にジャングルを見ながら坂を上がる途中の右側に、ものすごく魅力的な草を見つけました。
トウダイグサ。一回見たら絶対忘れないと思うほどすごいデザイン。
タンポポの綿毛と一緒に撮ってみました。こんなサイズ感です。
これはかわいい!ずるい!と思っていたら有毒らしく、ぎゃーっとなりました。紅茶に浮かんでたら絶対にかわいくて気分上がるよこれ……。
(そこから脳内サスペンス劇場がスタートしました)
藤の花ゾーンでは、その下に咲いている花にきゃーっとなりました。
オオアマナ。ハナニラともいわれるそうですが、ものすごく綺麗なバランス。イスラムの美しい白いモスクのよう。
じーっと見ていたら目がおかしくなる葉もありました。
紫やピンクの花が咲き乱れるゾーンへ
藤も紫ですが、薄紫のアヤメのゴージャスっぷりにはかないません。わたしも棒立ちになりました。
フィギュア・スケート選手の衣装みたい。
山茶花はもう全部散っていました。花びらの散ったピンクと緑の中にぽちっと黄色いタンポポが咲いているのが、演歌歌手からまだ子供のようなアイドル歌手へマイクをつなぐ瞬間のようで、勝手に脳内紅白歌合戦。
わたしはいちいちくだらない妄想をかなり本気でヴィジュアライズする癖がございます。
ここの池の周辺エリアは、アジアの森林の中に無理やり日本庭園をはめ込んだような感じが独特の魅力です。基本的に歩くことしか考えていない松尾芭蕉を無理やり飛行機に乗せてタイに連れて行った感じといったらわかるかしら。わからなくても、行けばきっとわかります。
背面にはツツジが真っ盛りでした。
桜のようなサイズ感なのにめちゃくちゃ小さなツツジのような花の形状の木を見つけました。
タニウツギという木。緑とピンクの比率が鮮やかで目を引きます。
ピンクの花の中でも、また珍しいのを見つけました。
カルミアのつぼみ。このあと咲くのを知らずに、もう完成系だと思って見ていました。
まるでチョコレートのアポロがくっついているような形状。
ここは来るたびに「こんな草花がこの世にあるのか!」という発見があって、すばらしい場所。ここの近くに住みたいくらいです。
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