梅雨に入りましたね。わたしは梅雨に入ると押入れの襖をいつも少し開けて、除湿機を稼働させます。
わたしにとって『コロナ』といえばお助け家電メーカー。
2009年に買ってその効果に驚き、2014年にも相変わらず絶賛し、そしてこういうのって寿命は10年くらいなのかな……と思いつつ今年も押入れから引っ張り出してスイッチをオンしてみたら、初日からバケツ一杯分の水をガンガン溜めてくれています。
いつまで現役なんだよ! 何年経ってもシーズン初日から豪速球を投げてくる、まるで山本昌のようなコロナ除湿機です。
今の製品はどうかわかりませんが「部屋中の水分を吸い上げまっせー!グォォォン」と唸る音も、わたしにとっては「いやぁ、精がでますねぇ。今日もありがとうございます」と声をかけたくなる佇まい。
1年のうち五ヶ月くらいはこの音と一緒に暮らし、はや11年。いなくなったら喪失感すら起きそうです。
そしてこれは、身近な人にはいよいよか! と言われそうですが、わたくし先月エアコンを導入いたしましてね。それも同じメーカーにしました。
ステイホーム生活が2年目もあるの?! 今年も家にいる時間が長い?! と考えたときに、これはたぶん狂うなと思ったのでエアコンを買いました。
で、その時にお店で「わたしこのメーカーをたいへん信用しているのですが、音がすごいんです。除湿機なんですけど」と家電屋さんに話したら「コンプレッサー式ですからね」「でも、すんごい吸うんです」「ええ」という雑談がありました。
家電屋さんは淡々と、エアコンの室外機はまた別の仕組みなのでと、他メーカーとのデシベル数値比較を見せてくれました。ものを知らないおばさんに、音の気になる家電を買うときはデシベル数を見るという知恵を伝授してくださいました。
そんなんこんなで、わたしはコロナ信者なのです。
音がするのを聞くと仕事をしている感があるというのは古い考えですが、容器に溜まった水をどっこいしょと持ち上げる重さが腰や膝にくる年齢になると、湿度への皮膚感覚だけでなく耳と筋力(あるいは関節)も合わせて納得感がある家電に妙に愛着がわきます。
直近でも同価格帯で同じシリーズが出続けているので、コンプレッサー式はやっぱり吸うのだと思います。
今日は通販モードで、直近の同モデルのamazon,楽天リンクを貼っておきますよ!
▼2023年に買い換えました