長野へ行ってきました。長野県には宿場町がたくさんありますが、海野宿(うんのじゅく)という町を歩いてきました。
しなの鉄道で小諸駅から数駅。海野宿に近い大屋駅は上田市のようで、ここから15分ほど歩くと海野宿になり、海野宿があるのは東御市。小諸市と上田市の間に東御市があり、海野宿は上田市と東御市のちょうど境い目のあたりにあります。
静かな駅と、なつかしい景色の広がる駅前通り。駅を出て一つ目の橋は千曲川にかかっています。
千曲川と仁王堂
駅を出てすぐにひたすら左に行くだけなのですが、歩いて数分のとことに仁王堂がありました。
千曲川(ちくまがわ)の横にあり、川が荒れないように守ってくれている神様のようです。
白い歯がキュート☆うねりにうねる千曲川を鎮護してゆくのは偉業であろうに、そんな苦労をみじんも感じさせないポージング。プロだわ。いつでも浦安に転職できそう。
海野宿は仁王堂の先の分かれ道を左側に進みますー
楽しいマンホールとプレ海野宿
駅は上田市で、少し歩くと東御市。以前は東部町。こんなマンホールのデザインでした。
配色がすごくいい!
ここから海野宿ですよー、とされているあたりよりもかなり前からそれっぽい雰囲気になってきます。
土壁の家や、木の格子の細かい家が増えてきます。
海野宿
海野宿のエリアは電線がありません。
まるで映画のセットの中にいるよう。
プラスチックを見ると妙に目が行きます。
うだつもありました
うだつのある建物が数軒ありました。
うだつは徳島へ行って以来、チェックするのがくせになってきました。
▼ここです
海野宿は1625年に北国街道(ほっこくかいどう)の宿駅として開設され、佐渡で採れた金の輸送や大名が参勤交代で通った道。明治・大正時代は養蚕で復興した時期があったそうです。(白鳥神社にあった解説に書かれていました)
媒地蔵尊、白鳥神社、新海神社
媒地蔵尊は「なかだちじぞうそん」と読むそうで、縁結びの神様ですって。
しゃちほこが乗っていました。
白鳥神社のご神木と、大黒様のぐへっへゾーンがとても印象に残りました。
奥の社の彫り物には花と鳥がかわいらしく彫られていました。
白鳥神社は「源平盛衰記」という書物の木曽義仲挙兵のくだりに記述があるそうで、平安時代からこの地に鎮座しているそうです。
今回の長野旅行は新潟から来る人と待ち合わせて観光したのですが、長野は東京から高速バスが頻繁に出ており、思いのほか近く感じました。