急な誘いになるけれどちょっと声をかけてみようと思って学生時代の友人に一年半ぶりにメールをしたら、たまたま同じ日がお休みで一緒に行動できることになりました。
静岡県に住むその人は以前に何度かベルナール・ビュフェ美術館へ行ったことがあるそうで、そのあともおすすめスポットを散策できることになりました。そんなこんなで、柿田川湧水群というのを見に来ました。「ゆうすいぐん」と読みます。
柿田川は日本三大清流。ほかの二つは四万十川(高知)、長良川(岐阜)ですって
「しまんとがわ」も「ながらがわ」も有名です。わたしでも両方知っていました。その名前の音で知っていました。四万十川料理学校のキャシイ塚本先生と長良川演歌 by五木ひろしが一瞬浮かびます。でも柿田川は初めて知りました。四万十川も静岡もうなぎを想起させるので、それだけうなぎは水を選ぶということなのでしょうか。ものすごいネイチャー・スポットでした。
駐車場近くには休憩所や備前様式の古民家レストランもあります。お散歩コースになっているので、促されるままにお散歩しました。
公園を抜けて、展望台といわれるところへ向かいます。「台」なのに、下へ下がっていきます。川を近くで見下ろす展望台。
第一展望台からの景色
あちこちからボコボコ水がわいています。黒い砂のようなもの(溶岩?)が動く様子に目が釘付けになります。左下の黒い部分です。
魚がたくさんいるので、鳥もたくさんいます。
第二展望台からの景色
井戸のようになっている穴の中で、これまた黒い砂が動きます。青空が反射してとても幻想的ですが、なんとなく怖さもあります。「湧いとるで湧いとるでオラオラオラぼこぼこぼこ…」というのがずっと続いている。1分以上見つめると石になる魔法がかかりそう。なかなかの妄想スポットです。
大きさは、こんな感じ。(写真を撮る友人)
三島はほかにもきれいな水と戯れるスポットがあるようで、水辺好きにはたまりません。


「清水って、清い水だからだよね…」「そうね」と今さらながら気づいてみたり。ここは清水町で、ちびまる子ちゃんの方面は旧清水市でいま清水区。ややこしいけど静岡は水がきれいな場所が多いということがよくわかりました。
第二展望台から見る青い円は、ついついずっと見てしまう。
空の色を反射して変化し続ける。
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