うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

絵文字を使わないわたしのせいで、知人のトラウマが溶解してしまった話

先日、知人とメールで断続的にまとまった業務のやりとりを何度かした後、直接会ってゆっくりお茶をしていたら、こんなことを言われました。
ちょっとおもしろかったので、再現形式で。(Sさんは女性です)


Sさん:うちこさんて、まったく絵文字使わないよね。


うちこ:うわーごめん。あれでしょ。機嫌悪いのかとか怒ってるのかとか、そういうのでしょ。


Sさん:いや。そういえばメールに限らず基本的に使ってないなと思って。


うちこ:がんばらないと使えないんだよね…絵文字。ガラケーの頃、ヨガ仲間から「怒ってるのかと思う」「電報みたい」と言われて、はじめてそういうふうに思われることに気づいた。


Sさん:わたし、うちこさんとメールのやり取りをしながら、昔つきあってた人のことを思い出してさ…


うちこ:なにその展開?!(どきどき)


Sさん:わたしがなんでこういうときに絵文字がないのか、怒っているかと思うじゃないかというふうに、相手に言うじゃない。そうすると…


うちこ:なになに…


Sさん:「そういうふうに思うのは、そう思われるような後ろめたい心当たりがあるからじゃないか」と言われて…


うちこ:それ、いまだとモラハラ男とかいわれるやつだね。


Sさん:実際、後ろめたいことがあったから…


うちこ:あったんかーい! ヾ(~O~;)



さすがにこれは、ラストに絵文字をつけずにはいられませんでした。
Sさんにはその後いちおう説明したのですが、わたしは20代の頃から気むずかしいITおじさんたちに頭を下げつつあれこれ進める仕事をしていたので、生まれて間もなく芸を仕込まれた猿のような感じで、絵文字や機種依存しそうなものを使うことに抵抗があります。
なので、たまにこんなふうに「絵文字を使わない人」と言われます。


・・・それにしても。
この展開には、まいったな〜。勉強になっちゃったな〜。
そうか。絵文字を使う人は、なにか後ろめたいのか。