うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ワークアウトをする人=まぶしい、充実した人。という前提だと、なんだかいじけてしまう


先日、Instagramtwitter を使った拡散のための、ヴィジュアル至上主義的SNS時代のワークアウト・イベントに参加してきた。種目はいろいろあったのだけど、そんなに引け目を感じずに参加できるだろうということで、ヨガに参加してみた。
で、なんだか引け目を感じて帰ってきた。


わたしは本をよく読むのだけど、最近読んだ小説昨日紹介した対談では「ヨガとか」と、ちょっと突き放した感じで書かれていて、ああなんかその感じ、わかるなぁ…。これだわなぁ。と思いました。
わたしは週に5回ほど自分が練習をするためにヨガスタジオへ行き、週2回は自分が講師として出かけて行くのだけど、



 じゃーん! キラッキラの充実した時間でっす☆



という環境へ行ってみたら、自分には居場所がないような気持ちになりました。こういうのを「いじける」というのだよね。
いかに日々自分が罪滅ぼしとか厄払いみたいな感じでヨガをしているのかがよくわかる。そしてそこへ逃げ込んでいるのだ。寺みたいに。


このイベントはスポーツ・ブランドが主催で「つながっているわたしたち」ではなく「頑張っている個人」にフォーカスを当てるしくみ。なるほど FacebookInstagram の違いはここにあって、「つながっているわたしたち」をあまり感じなくて済むうえにヴィジュアルは最高にカッコイイ。
スマホ社会になってこういう方向へニーズが移行していることがよくわかるものでした。世の中の流れは速いね!