いつか行きたいと思っていた日本エレキテル連合の単独ライブへ、新宿まで出かけてきました。
「電氣ノ社 〜掛けまくも畏き電荷の大前〜」というライブで、古事記にある物語をモチーフにしつつ、テレビでは絶対に無理な内容のオンパレード。
これインターネットで全く検索させる気ないでしょ…というタイトルなのが、いいのよねぇ。(でんきのやしろ・かけまくもかしこきでんかのおおまえ)
おもしろかった! コントの間に挟まる映像も、すごい…。
ライブでは小雪さん(朱美ちゃんのほうの人)の声色の使い分けが思いのほかすごく、あれ? いまの声、だれ? えっ? 二人しかいないのに…。
という感覚になることが何度かありました。
中野さんが終盤のあいさつで「初めての人はわたしたちの商売っ気に驚かれたかもしれませんが」とおっしゃっていましたが、商売っ気をコントのなかにしっかり織り込んで見せている。おもねらず、へりくだらず、ステージの上でだけ突っ走る感じがすごく素敵。タレントではなく、思いっきりコント師でかっこいい!
日本エレキテル連合のライブは、観ているうちに自分の価値観がじわじわと社会の常識から離れていく。軽く現実逃避するつもりが理性ごとイケナイ場所へ連れて行かれる感じがたまりません。こういう感じは、なかなかないよー。
この人たちは「みなさんのおかげで…」「みなさんあっての…」と言いながらコントがつまらなくなっていくことはないだろうな。刺激の強すぎるセリフも多かったけど、思い切ってるし攻めてる。こういうのは、彼女たちでないと! ということをやっている。かっこよかったです。
▼つぎは大阪・ABCホールでやるそうですよ☆
- 日本エレキテル連合「電氣ノ社」グッズ発表、絵馬やお守り、おみくじも(お笑いナタリー)
わたしがいちばん好きなキャラクターはずっとノリユキさんなのですが、ライブ映像に三好が出てきたときはちょっとウキッとしちゃったなぁ。