わたしはこういう本を読んでいないと、一緒に仕事をしている人たちが配慮していることについていけなくなる。じわじわと変化を遂げている「ウェブページの概念」へのカンも鈍る。運動でいうと準備運動のように、たまに本を読みます。
この本は「おおそうだったのか!」というタイプの本ではないのだけど、CSS・Java・HTMLの関係を「デザイン・ふるまい・文書」としているのは上手なたとえだなぁと思った。
ふるまい
ってのが、あるんですよね。
ここではCSSとHTMLに対しての表現で「ふるまい」という言葉がでてきていたけど、SEOにしてもなんにしても、結局は「ふるまい」を評価されている。
コンテンツとして何をふるまうか。毎日ちらっと来てくれる人に何のふるまいもしないのか、なにかふるまうのか。それはどんな風に? などなどのこと。
これをマスターして「頼られる」というよりは、「なんでサイトの作り方をこういう構成にするのか」という話にはついていけるようになるし、制作や技術やコンサルの人に寄りかからない、意識的なコミュニケーションができるようになるでしょう。
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頼られるWeb担当者になる! Googleウェブマスターツールの教科書
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