本というよりは、電子テキスト。スタンフォード大学学位授与式でのスピーチ「原文」「訳文」「対訳」のテキストが収録されています。製本級の品質ではないけれど、こういうテキストが読めるようになると、もう英語学習のための読みものはこれでOKな気がする。
ジョブズ氏は1974年頃にインド放浪をしていて、たまにそのときのエピソードが出てきたりするけれど、このスピーチにはそれ以前の大学時代の思い出として
ハーレ・クリシュナ寺院でのおいしい食事をもらおうと毎週日曜日の夜は、7マイルも歩いて街を抜けて通っていました。
なんてエピソードも出てきます。
「点と点がつながること」「愛と敗北」「死について」という3つのトピックが語られるスピーチ。自伝の口伝というのはこんなふうにずしーんとくるものなんですね。
ハングリーであれ! 愚かであれ! スティーブ・ジョブズ
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