高野山の町はあっちサイドからこっちサイドまで歩いても6キロ、くらいの距離感。なんでもマラソン同様に換算するわたしは、広い長いといわれる奥の院もお散歩ルートとして歩きます。
朝、昼、夕方、いろいろな時間に歩きました。もう何度も紹介しているので(参考:過去1回目、2回目)特に書くこともないのですが、今回は「木」に注目してみました。
幸せだなぁ。ぼかぁ、ここを歩いているときがいちばん幸せなんだ。
と、頭の中で流れるのは加山雄三の歌声。
法然上人はメインストリート(参道)にいるけど
親鸞さんは社墓エリアにいるから、見逃さないでね。
2009年・冬の奥の院のレポートに登場した、高野山の美輪明宏さん。
わたしは同世代の女性に「打ち込めるものがあってうらやましい」とか「やりたいことを見つけていてうらやましい」と言われることがあるけど、それより、やりたいこともできなくなった後に行きたい場所が決まっている(ここ!)ことのほうが、流されにくい性格の土台になっている気がします。
現世だけだと日々はけっこう飽きるし雑にもなるので、もうひとつ世界を持っておく輪廻思想は、すてきなアイデアだと思っています。