うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

胸を開くとしあわせになる。というのは本当だと思う


この写真はインドで同居して仲良くなった友人です。
ある日、「これがわたしのフルセット、ベストポジションなの☆」といって、彼女が胸を開くためにやっていることを見せてくれました。(ちなみに足は肩幅で立て膝にしています)
置く物もベルトの長さのセットアップも、ぜんぶ決まってるんだって。


彼女はインドに来るまでの間、長年コンピュータを使う仕事漬けの生活だったので、わたしのことを同士のように思ってくれていたようです。ドバイから来ている人だったのでイスラー文化ムの話もできたりして、いろいろ意気投合していました。
お互いそれぞれの国に戻ってからも、「練習していれば、幸せになれるのよ! わたしたち」といわれ、「う、うん」と思っていたのだけど、彼女はその後すぐに新恋人ができ、彼女が望んでいたしあわせの方向に向かって爆走中。すごいスピード(笑)。



でも彼女、じーっと長い間、地味に努力していたんです。
知り合った頃はもうだいぶオープン・ハートになった状態だったと思うのだけど、人を信用するのに時間のかかる人。「心を閉じる自分」にも、話し相手のこっちが少し恥ずかしくなるくらい一生懸命向き合っていた。
そんな彼女の変化を見て、やっぱり物理的に胸を開くって大切なことだから、日本人向けにもっと深く研究しようと思うようになりました。


彼女にいろいろなことを教わって、いまでもたまに思い出します。
「弟子がグルを見つけるのではなく、グルが弟子を見つけるのよ」といって、実際に自分に起こったおもしろい話をきかせてくれたり、「あなたはもっと自分に積極的に癒やしを与えることをしなくちゃ」と言ってパワーストーンを選んでくれたり。
パワーストーンなんて、生まれて初めて自分で買いましたよ。彼女への授業料みたいな気持ちで。



わたしはいま、自分のことはさておき、人の胸を開くことばかりやっています。それがわたしのオタクとしてのしあわせの方角。っていうか、趣味(笑)。「但し書きの少ない」世の中のほうが、呼吸しやすいよね。というのがわたしの「しあわせの定義」なので、これからも彼女のことをたまに思い出しながら、胸を開くことを楽しく研究していきますよ。