仕事仲間のお誘いで、はじめてボルダリングというものをやってみました。誘われ方はサーフィンと同じパターン……
「ヨガやってるんだって?」
「うん」
「バランスよさそうだよね」
「どおかなぁ」
「股関節とか、やわらかいんじゃない?」
「まあ硬くはないかと」
「ボルダリング、やってみない?」
「なんか股関節がやわらかいといいことあるの?」
「うん、ボルダリングはね・・・(とあの手この手で・・・)」
「いくー!」
誘うほうが上手なのか、わたしが単純なのか……。
同僚同士のこういうのって、素敵だなと思う。身近な人たちが、こんなことをしていたのかぁ。
ちょっとやってみて、可動域とパワーの節約を同時に考える。
「なるほど、こうすると(パワーを)節約できるね」などと言いながら、身体をねじりながら負荷を減らしたり、いろいろチャレンジするわたしのつぶやきに「節約って!」「でもわかる」などと、盛り上がる。
ちょっと夢中になりすぎて、ペットボトルのふたを開ける手の挙動がおかしい。明日はダブルクリックできないかも。
こりゃまずいなと思いながら、いろいろやってみたら
「何やってるの? 教えて」
「はい」
- 足は肩幅で
- 手も肩幅。中指がちゃんと垂直に向くように
- 目線はおへそに
- 骨盤をじーっと後ろに引きながら、手指の付け根を離さないように、息を吐いてみて
「これいい! 手が回復する!」
なかなか好評でした。
ボルダリングは窓拭きのような動きでもあるので、肩甲骨がよく動く。
これは慣れてきたら肩こりによいのではないか? などと思いました。
常に体重をなるべく感じない動きを探ることになるのと、ベクトルの計算がはいるので、ヨギにはかなりよい気分転換になりそうです。
ハマりはしないけど、身体ベクトル計算のアドリブ修行としてかなり興味深いので、また行ってしまいそうです。