うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

マヌカン島(Pulan Manukan)

また海のタクシーに乗って、この日はマヌカン島へ。
ここでは入島料10RM(286円)を、島を降りた後のカウンターで支払った。サピ島では入島料をとられない。なぜだろう。
この海はビーチが広いのでファミリー向き。



泳げない人でも、橋の柱につかまって顔を海につけるだけで魚を見ることができます。



現地のガイドさんからマレー語を習う。



高台へ登ると




近くの島々を見渡すことができる。



(動画)



イグアナもいる(動画)



祈りの部屋もある。(詳しくはお祈りルームスペシャルへ)



ここはサピ島のように「豪勢ランチ食べてください、ドーン」というスタイルではなく、島でも街の価格でごはんを食べることができる。



こんなかんじで16RM(458円)。こういうごはんは、どこでも二人で500円見積もっておけばよい。(ちなみにわたしは小食といわれます。体が小さいので)



この日はこのあと市立モスクへ行こうと思っていたのだけど、バス停に母が荷物を置き忘れたので




(下は車窓動画)
荷物を探して街中をぐるぐるした。結局見つからなかった。母が気にしていた「水着が入っていたのに……」というのはめずらしくわたしのバッグに入っていたので「まあいっか」となり



「PEPPER MINT」というお店でお茶を飲んでひと休みする。ふたりで6.3RM(180円)
荷物をなくしたとき、母はわたしに申し訳ないと思ったようで謝られたのだけど、そのときに「わたしが友だちと旅行をしているときに、同行者に同じ事をされたら腹が立つから」と言っていたのがすこし面白かった。たぶん複数人での旅というのはイニシアチブをとる側というのがなんとなくあって、母は友人との旅ではイニシアチブをとる側なのだろう。
わたしは母とバックパック旅行をするとき、たしかに決定することやお金の面ではイニシアチブをとっているのだけど、洗濯とか支払いとか身の回りのことを全部丸投げしているので気にならない。わたしが荷物を忘れることもあるだろうし。
腹が立つかどうかというのは、心の設定によるものなのだと思った。



この日はお茶を飲んだお店のメニューが気になったので、夜も行った。


久しぶりに色の薄いものを食べる。中華系の店で汁そばを頼むときは、「小麦粉の麺か? 米粉の麺か?」と聞かれることが多い。いつも米粉を頼んでいた。



米粉チキン・フォー 7RM(200円)



ミックス・ビーフ・フォー 7.5RM(215円)
Mixというのは内臓で、注文するときに「ミックスというのは内臓だけど、いいのか?」とジェスチャーつきで説明されたので、淡々と「Sure」と答えたら「さすが日本人だねぇ〜」みたいなことを言われた。インドでは出す機会のないキャラクターである。
インドで聞かれたことはないけど(そもそもそんな話題が発生しない)、なんか興味なさげに「食べられなくないけど。まあ日本人はみんな食べるし」みたいなことを言ったりするのだろう。


お茶が0.6RMくらいで合計15RM(429円)。やっぱりこのくらいの価格に着地する。
コタキナバルは、心が疲れたときに来るのによい街だと思った。自然と街があって、人々がプッシュしてこなくて、でも目を合わせたらそっと要求にこたえてくれる。
2008年のリーマン・ショック直前にどかすかリッチな観光施設ができて「やっちゃった……」という感じのはずなのに、観光客からたくさんお金を取ろうという勢いがとても少なくて、ちょっと心配になるくらいだ。
その心配を、勢いのある中国人ファミリーたちが埋めてくれている。この人たちは本当に勢いがあるなぁ、と、この島に居るあいだじゅう、ずっと感じた。