うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

徒然な感じで最近思うこと、10トピック

いつもいく本屋になんとなく立ち寄って、いつもは決まった棚を巡回して帰ってくるのだけど、時間があったので入り口の「平積み」のところを全部見てみた。
そうしたら、みんな「いま実際にいる人の生きるうえでの心意気」とか「同時代の葛藤」のような情報を求めているんだなぁと、そういう感じがした。
まえに東京で生ブログをやったときに、読者さんに「コメント欄を復活して欲しい」とか「なんで仏教を学ぶようになったのか」という質問を受けて、「今日の登場人物の話と関係ないやんけー(その日は30人くらいの僧侶について話しまくった)」と思いながらも、なんとなくわたしの心意気や葛藤のようなものに興味をもたれているようだ、ということを感じました。
そんなみなさんと同じように、わたしも当たり前ですが身近な人の言葉に刺激を受けたりしています。
世の中のいろいろなことも、わたしなりにぼんやり見てる。今日は、なにげないできごとや考え事を書いてみます。
できるだけおしゃべりっぽく書きます。だらだらと書いたら20個以上になったので、きょうはひとまず10個。
インデックスをつけますね。今日はわりとネット的なことを中心に。

  • 「わざわざ手をひく」というフレーズが印象に残った
  • ホリデーではなくレストが必要
  • 本棚リンクをこつこつ書いている
  • ブログを更新しない友人知人が増えた
  • フェイスブックは使いこなすほど失礼な感じがする
  • twitter大河ドラマと同時に見る「読み」専用
  • 検索流入が多い
  • ヨガに関する広告について少し勉強した(バナー広告)
  • ヨガに関する広告について少し勉強した(キーワード広告)
  • ヨガに関する広告について少し勉強した(タイアップ広告)


■「わざわざ手をひく」というフレーズが印象に残った
盛岡で生ブログをやるときに、告知はほんとうに興味のある人の目につけばいいんじゃないかというくらいにしておいた。以前盛岡へ行ったことをここに書いたら、「会いたかった」とコメントをくれた人がいたので、「その人の目につきますように」とも思っていた。
人数はほどよく全員を見ることができる12人だったかな、集まってくれた。
主催者のまさこさんと2日間、観光したりヨガをしたりいろいろな話をするなかで、「こっちの人は引っ込み思案なのね。で、わざわざ手をひくようにお誘いすれば、来る人はいるのね。でもね、それはわたしはしない」と話してくれて、これがすごくありがたい心意気というか、包容力を感じる言葉でした。
「わざわざ」が条件になった上でのコミュニケーションの場では、わたしもオープンになれない。そういう感じ。



■ホリデーではなくレストが必要だった
よく本の貸し借りをする仕事場で知り合ったお兄さんが少し長めの休みを取って、帰ってきた。
ずっと家の近所にしか出かけなかったと。久しぶりに会って「なんかいい本あった?」と聞いたら、吉本隆明氏、鈴木大拙氏の2冊を翌日に手渡された。「シンクロしてるねぇ」と久しぶりに話した。
長く休んで戻ってくると「どこへ行ってたの? え? どこへも行かなかったの? と言われるのだけど、ホリデーではなくレストが必要だったんだっちゅうのな」と言っていて、身近な、少し前を歩く大人の友達の言葉はありがたいと思った。



■本棚リンクをこつこつ書いている
読んだ本の数がえらいことになってきたので、著者さん別にまとめはじめた。
パソコンでこのブログを見ると、左側にリンクがあります。自分でも便利なので(たまに同じ本を買いそうになる)、これはこつこつ、やっていくんだぁ。



■ブログを更新しない友人知人が増えた
このブログの横にあったリンク先も更新停止状態のブログが多くなったので、半分くらいになった。
そのなかのほとんどの人は、Facebookとかtwitterをやっている。たまに見るけど、わたしはなんというか、「考えが書かれた日記」が好きみたい。なので、ライトな「近況報告っぽいもの」のはどんどん見なくなっている。
別に、「嫌いになったわけじゃない」のよ(松山千春風)。



フェイスブックは使いこなすほど失礼な感じがする
わたしはここ(うちこのヨガ日記)でしか自分の言葉を心をこめて書いていない。仕組みを知るために多くのソーシャルメディア・アカウントを持っているのだけど、プライベート個人としては別の情報・ノリの場所はつくりたくないと思っている。
日本人向けの短い文章はえてして思わせぶりな表現になりがちなので、半分は英語や写真で、インドの家族向けにやっている。
それより何より、なにか分類をしないと垂れ流されるとか、快適な使い方のために「この人は友達」「この人は知人」「この人は顔見知り」とかそういう区別を考えたくない。さっき知り合ったけどいまいちばん一緒に居て楽しいとか、ゆきずりの出会いも大切にしています。



twitter大河ドラマと同時に見る 「読み」専用
twitter芸」みたいなのを読むためだけに使っている、RSSリーダーのような感じ。
平清盛を、twitterを見ながら見るのが好き。めちゃくちゃ楽しい。


中の人が思いっきり聖子ファン丸出しになったりする。
昨日は浅香唯が出てきた後に、画面展開して聖子の巫女ソングという流れ。
神道と仏教が同量入り乱れる最高におもしろい時代。ここまで作りこみに本気になっちゃったら、視聴率とれないだろ(笑)。
わたしの基準では森田剛氏が演じる平時忠のスワミ度が高すぎて参っている。



■検索流入が多い
テキストマイニング、関連性マイニングのようなものを、体感的に学んでいこうと意識してきた結果。
「つい当たり障りのない書き方を選ぶ」というのはアクセス数が増えたらあたりまえに発生する配慮と思っているのだけど、たとえばどこかへ行った体験記やなにかの活動をしている人のことを書こうと思ったときに、その本体となる場所や本人が書いているブログよりも上に表示されてしまう可能性を考えて「書くのはやめておこう」ということがけっこうある。邪魔しちゃいかんなぁと。
ヨガのことを書く機会が減ったのは、この理由が大きい。



■ヨガに関する広告について少し勉強した(バナー広告)
ちょっと頼まれごとをしたので、インターネット上でヨガの告知をしようとした際、ヨガ関連のメディアの状況や相場ってどういうことになっているのだろう? と調べてみた。
もともと紙の雑誌を展開しているヨガサイトはさすがに媒体資料がしっかりしているのだけど、想定インプレッションやクリックレート、クリック単価など、「リーチはどうなのか」ということを考えたときに、ヨガ関連のサイトやメディアは少し遅れている。わたしの見た限り、ウェブサイトでちゃんとそこの基本情報を出しているのは「YOGA ROOM」くらい。
「広告を出してみたけれどもなかなか人が来ない」とか、そういうことはたくさんあるのだと思うけど、どちらかというと「この場所にこういうバナー(画像が貼ってあるやつね)で告知を出したら何人来るか。それを想像するにはどういう情報(数字)が必要か」というのを自分で考えて、開示されていなければリクエストして、人が来なかったときにどう納得するかの要素くらいは事前に考えておかないと、自分で不満を創生することになる。
それに対して、とりあえず繋がっておけ的なFacebookの使い方は、頭がいいのか乱暴なのかセコいのかよくわからなくなる。セコいというのは金銭的な話ではなく。



■ヨガに関する広告について少し勉強した(キーワード広告)
Googleアドワーズを見ると、「ヨガ」は高いけど「ヨガ教室」なんてワードはまだ格安に感じた。たとえば「東京 ヨガ教室」にしたら激安じゃないかという値段。1月と4月と5月だけ買うとか、そういう使い方が賢い気がする。こういう早い者勝ちの仕組みの広告がのんびりしているのは、ヨガっぽいというのかな。専門家に頼むと高いのかはわからないけど、勉強すれば、むずかしいことではないと思います。美容の世界とかだとみんな貪欲に勉強してやってるし。
いまのところやっぱりこれがいちばんコストパフォーマンスのいい広告だと思う。



■ヨガに関する広告について少し勉強した(タイアップ広告)
専門家の人が記事を書いてくれるヨガやフィットネスのタイアップ広告の媒体資料にある値段を見て驚いた。100万単位の相場。細かい数字などは「お問い合わせください」の奥に情報があるのだろうけれども、これはそれぞれの町で頑張っているヨガ教室には高いだろう。
ステルス・マーケティングがステルスでない形で展開できるあいまいさを持っているのが個人ブログのおもしろいところ。この言葉(ステマ)が一般的に知られるようになる前のブログはおおらかでよかったなぁ、なんてことを思い返す。もうウェブサイトも雑誌と同じようなお金が動くメディアになってきたんだなぁ。



思いつくとなんとなく調べたり考えたりする。
自分では一生活用どころのないような無駄なこともいっぱいしていると思うのだけど、「誰かにとっては、こうかもね」ということをなんとなく想像するのが癖のようになっている。
なんでこんなものが流行るのだろうというのを考えるのは楽しいけれど、そこにはたくさん小さくて暗いものがあって、それをぜんぶ吹き飛ばしてしまうくらいの明るさが必要なのだなと思う。
わたしはそういう明るい照らし方はできないから、そういうことができているものを見ると「えらいなぁ。"いま" をカタチにしている」と思ったりするのだけど、友人の言葉で印象に残るのはそういう明るい照らし方ができないという話ばかりだ。
わたしはずっと、こんな感じなのだと思う。