これはわたしの勝手な観察結果からの自論ですが、頭や気持ちの疲れにもろいろな種類があって、脚を大別すると
- イライラ系は、ふくらはぎ
- ハードディスク・オーバーは太もも
に影響があると思っている。
イライラでキャパ・オーバーしている場合は意識が脳を占領しいる状態なので、ふくらはぎ。太ももは、意識で変動するキャパよりももっと単純な、ハードディスク容量オーバーのような疲労。
イライラとイケイケは紙一重なので、ふくらはぎが張っていてもそれが「絶好調」の状態にある人もいる。ただひとたび歯車が狂たときに、すこし柔軟性は備えておきたい。
きょうは太ももの話。
わたしはときどき、異常に勉強したりする。好きでやっているのでよいのだけど、もともとそんなに記憶力がよくないのですぐにハードディスクがいっぱいになる。
歩いているときもいろいろなことを思いついてしまう。もうそういうのはいちいち掴まえないようにしているのだけど、ほんの少しだけ記憶されていたりして、そういうものがホコリのようにたまっていく。
塵も積もればマウンテン
太ももの裏が、うっすらと張ってくる。
そんなときは、こうします。
深くいくにつれて、のどもクルリと引いていく。ここがポイント。
太ももの裏に沈殿した記憶のホコリがほぐされていくとともに、のどを引くことによって、膝裏からお尻の奥の神経が刺激されます。
なんというか、これもまたデフラグのような作業で、粉々にほぐれたものが圧縮されて容量に余裕ができるような、そんな気がするのです。
古代メキシコ・シャーマンの知恵では「太ももの裏側の筋肉には、その人間の歴史が蓄えられている」ということらしいのですが、わたしの場合は物理的にもの覚えの限界が来るのを太ももで感じます。
太ももが張らなくなったら、脳みそのスポンジ力が弱ってくるとかそういうところと連動するのではないかな。なので、パッツンパッツンになるまえに、こうして少し裏側から圧をかける動きでちょいちょいデフラグするとよい。そんでまた、パッツンパッツンになる直前まで勉強する。
楽しいことは、楽しいと感じるときに思いっきり学ぶのがよいと思うんです。なので、こういうメンテ技を持っておくとよい。オリジナル養生訓みたいなものです。