うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

自分の身体の左右差を三点倒立で確認する

身体の左右差やねじれを観ていただいたことがあり、先に「答え合わせ」ができたおかげで、ひとつ自己発見法を見つけました。
いつもなにげなくやっている三点倒立ですが、鏡の前でやってみると「脚の長さ」の違いがわかります。
脚の長さはそのままの意味だけではなくて、骨盤の傾き、それに伴う肋骨の上下差、内臓をかばう所作などが連動するのですが、わたしの場合は「右の骨盤が上がり、それに伴って右の肩甲骨も少し下がっている」状態です。



角度強めに線をいれてみました。


体癖でいうと5種の要素をもっているわけですが、種番の話はさておき、なんでこの状態だとわかりやすいのかを考えてみました。



■立位では、身体を観ようとした瞬間に、無意識であってもごまかしやすい。
→測る、という意識で少し動いてしまうと思うのです。それが、三点倒立だと起こりにくい。



■三点倒立の状態で短いほうの脚を伸ばそうとすると、捻じる感じになる。
→立位でもそうやっているんだ、ということに気づきやすい。こっちのほうが大発見かも。



足の甲の伸びの左右差で見間違わないように、かかとを閉じて正座をしたときに痛いほうの足が明確なら、把握しておいたほうがよいでしょう。それを確認したうえで、うしろから誰かにかかとの位置も見てもらうといいんじゃないかな。
「右が短い=こういうこと」「左が短い=こういうこと」というのは、ひとりひとりを観ないことには明言できないので、ここでの言及は避けておきます。
身体はそんなに単純ではないので、これはひとつの「状況」ですが、三点倒立ができる人はぜひ観察してみてください。この視点でやってみて、帳尻合わせの動きをしようとしたところからが、楽しみどころです。