うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

身体観察法を習って、自己認識を客観確認してきました

身体観察法を習って、自己認識を客観確
身体観察法についてはこれまでに沖ヨガの先生や整体院の先生から教えていただいたことがあったのですが、もうだいぶ忘れてしまっていたのど、ここ2年くらいで自分なりにいろいろと感じるところがあったので、確認のために習ってきました。(あまり気軽な値段ではないので紹介はやめておきます)
立位・座位・仰臥位・伏臥位でじっくり細かくひとつひとつ観て、観てもらって、のくり返し。
わたし以外はみなさん治療院で実際に施術をしている方ばかりだったので、わたしがマグロ役(観られる立場)のときにはプロ同士のコメントが飛び交い、もうずっとマグロ役がいいなぁ……と思ってしまいました。そのほうがお得な気がしてしまった。


まな板に乗りますと……。



 「この人はわかりやすいねぇ。右が開いてる」
 「ほんとだねぇ」(わいわい)



マグロもマグロなりに考えます。


 「ふむ。立位で右廻旋なのは自己認識してたけど、寝たら骨盤が開いているということなのね」と。



その後、片脚のガス抜きのポーズのような手技をほどこされ・・・


 ==== 確認プロセス ====

 「いくなぁ〜。動くなぁ」(引っ掛かりまでのポイントまでが長い)
 「こっちもいくなぁ〜」(可動域が広いようです)



 === 手技のおわりかけ ===

 「中も、すごく動いて反応して、呼吸が長くなってきましたよ」(オナラを我慢しておりますよ)
 「自分で、ものすごく動いてるの、わかる?」(ええもうだいぶ前からガマンしておりますんで)



反応がよいようです。



自分の身体の癖は普段のアーサナでざっくり認識していたけど、両脚でのガス抜きのポーズのような手技で示される「うねり、流れの軌道」は自分ではわからない。


■右に向かってねじれてる(右廻旋)
認識ありありです。そもそもこういうことを学ぶきっかけがここでした。「正座をして左の膝が出る人はイビキをかく」とさらりと書かれていた沖先生の本がきっかけです。


■右肩が下がり、それに連動して右の骨盤が上がっている。全体的に右に力が寄っている。
そもそも右の筋肉量が多くなってしまうほど、偏っております。


■左肩が内側へ巻いている。
これは逆読みしてた。牛の顔のポーズで右を下にするほうがやりにくいから、右のほうが巻いていると思ってたけど、回旋と同じ方向に巻いていた。



以下はちょっと細かいのだけど

■右膝は外膝眼のほうが内膝眼よりも下がってる
ここを指摘されたとき、これまで要素が多くて永遠の謎みたいになっている3つの形を思い浮かべた。かかとを押し出す動き(フレックス)のとき、椅子のポーズで下りるとき、膝を曲げてがっつりやる三角のポーズのときの足裏感覚・膝の左右差の3つ。



定規、棒、メジャー、ノギス。この4つの道具を使ってとことん確認・チューニングしていく。
細かすぎてわからないことが話されている場。とてもついていけるレベルの内容ではなかったけど、少し背伸びした状況に身をおいて刺激を受けることも、たまにはやってみるものだと思いました。



帰りのバスの中で、おさらいをしました。
まとめると、今のわたしは


 右が余ってる



バッタのポーズで右の背中が詰まるのも、立ち弓のポーズで右脚が上げやすいのも、余ったものが後ろに出てたから。悪いところに力は集まろうとする。ペアを組んだ方から「どちらかというと腎臓じゃないかな」と言われて、たしかに健康診断の出直しポイントが肝臓から腎臓へかわったばかり。やっぱり外側にも出るものなんですね。(参考:自己認識ログ

上品なアーサナのためには、上品な内臓が必要なようです。
集まった力の使い方を間違えないようにしなければいけないなぁ。