いろいろな場面で感じてきたこと。こういうことを、テレビを見ていても感じたりする。
上にうやうやしく、
横になれなれしく、
下にあたりさわりなく。
人との関わりのなかで、これを知らず知らずのうちに身につけてしまうと、こころの生命力が失われる気がする。
これがない、素敵な組織の状態を実現している場が好きだ。
「笑点」の世界
みんなで投げあって受けあって
放棄しない、拾う関係。
歌丸だけに依存しない。
それぞれが、役割を自分で見つけて徹してる。
もと楽太郎さんが「円楽」になって、かつてのキャラクターから少し重く変化しているのが妙味になっているような、パンチがなくなったような。生き続ける組織ならではの、興味深い一面。
長寿の組織の秘訣は、自立しながら変化し続けること。
確実に拾う(たとえ山田君へ転送するにせよ)信頼関係だけは崩さない、鉄壁のルール。
コスト管理で圧倒的に意識を向けるべき方向は「信頼関係でスリム化できるところをどれだけスリム化できるか」だと思っているので、笑点のファシリテーション技術は仕事のお手本として見逃せない。