うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

コメント機能を凍結することにしました

ブログ開始以来ずっと初期設定(誰でも書き込めて公開できる)のままにしていたこの場のコメント欄ですが、凍結設定をすることにしました。マイペースで、自分らしく書き続けたくて。
どなたにも「自分のせいだろうか」と思っていただくようなことはないので、ちょっと仕組みも含めて説明しようと思います。
凍結以外の選択肢というのが、無いわけではありません。
ちょっと画像だと字が小さくて見えずらいかもしれませんが、
このように

さすがに、「今までのことすべてなし」ってのは、しません。
そして、なにも凍結しなくても選択肢がないわけではない。
はてなユーザーのみ可能」という設定と、「書き込まれたコメントは承認後に公開」という別の道もあります。
ただ、どちらもしっくりこないんですね。
はてなのアカウントをとってね」というのは、パソコンを持たずにいつも携帯で見ています、という地方のヨギさんの声を聞いたりしているので、ちょっとハードルが高すぎる気がしました。
「承認後に公開」というのは、なにを承認したかというのがあいまいなので、どうもしっくりこない。
このブログは温かい目で読んでくださる人が多いようで、コメントも応援メッセージを多くいただきますが、それを承認するというジャッジを自分が下すということに戸惑います。
それは「なにを承認したか」ということまで掘り下げると、コメントの内容によっては「賞賛されることを承認した」ということになったり、「お悩みを聞き入れました」という状況と同じ意味に読みとれたりしてしまう。
承認制をとることによって説明が長くなるようなコメント返信をしていると、本編を書く気力がなくなってきます。



本編を書くことが続くほうが、読み手にも書き手にも、いまの時点ではよい状態なのではないかと思います。
これまで、いただいたコメントにはできるだけお返事をしよう、というスタンスをとってきました。
いっぽうで、90年代のテレビで特に多くあったような「バラエティ番組のなかでスタッフが笑っている声をわざと乗せるような気持ち悪さ」を感じる人もいるだろうな、ということを少し懸念していました。



「オープンであることが、他の人にとってはクローズドに感じられること」


というのは、母数の増加と関連しているように思いますし、個人の感じ方にもよると思います。
この場は毎日1000人以上の人が読みに来てくださっており、Googleアナリティクスによると、そのうちの85%がリピーターさんです。いつの間にか、850人以上の人が来てくださるようになりました。
(ヨガ居酒屋にしては、もうチェーン店化する規模かもしれませんね)


「うちこのことは温かく見守り、ブログの状況はなま温かく見守っている」


そんな読み手の人が多いことはあきらかで、「なま温かく見守る」というのは、場としてあまり健康的ではないと感じました。ねじれた抑制は身体によくありません。
「だからってシャッターを閉じられたら淋しい」という気持ちになる人がいることも想像はできますが、組織で運営しているブログではないので、対応の負荷分散先の持ち合わせがありません。


以前友達に、「ブログのお休み前後に沢山コメントしてきた人たちは、友達?」ときかれて「誰も会ったことない。知ってる人はメールしてくるし」と言ったら驚かれたのですが、そういう雰囲気を、これまでみなさんが作ってくださっていたことにとても感謝しています。


が、

「中の人はひとりしかいないんだわ」


ということです。
ときには旅人、ときには書評者、ときには居酒屋のママ、ときにはヨガのおねいさん。
こりゃゴースト返信ライティング助手でもいないと、ちょっと無理ね。
本編のほうのスタンスはこれまでどおりです。


本をすすめてくれたり、わたしの住んでいない場所の状況をおしえてくれたり、昔のヨガのことを語ってくれたり。そのほかにもこれまでにいろいろな、書き手にとって心に残るコメントをいただきました。
これまでにコメントをいただいたみなさんに感謝しつつ、シンプルに(長いのが多いけど)書き続けることをしていきたいと思います。
いいことばかりではわたしらしくないので(笑)、ひとつだけここで書いていて「これはちょっと、いやだな」と思う瞬間を吐露します。それは、「このことについて書いて欲しい」という要求をされることです。わたしのなかで、なにか点と点が線で繋がったようなときに書きたいのです。書き手をつかまえて題材を指定するのは、「それはちょっと違わないかい?」と思ったりするのです。(事実上、宣伝依頼? というのとか)


ちょっと正直すぎたかな。
これからも、よろしくね。