うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

キャンディ→コロンボ→ベントタ 古都から海辺の町へ

この日はがっつり移動日でした。2夜を過ごした古都キャンディから、海辺の町へ行くことにしました。海辺の町のどこにするかは、コロンボを過ぎてもまだ決めていませんでした。
この旅はそもそも目当ても予定もなく、基本的にノリとなりゆきで決まります。
キャンディでお世話になったMrs. Udugamaのゲストハウスを出発し、荷物もあるのでトゥクトゥクに乗ったのですが、運転手さんが道を間違えました。



それはさておき朝ごはんを買う。揚げ物とロティで80ルピー(62円)。


この旅はじめてのインターシティ・バス乗車。8時のコロンボ行きに乗り込みました。
ひとり230ルピー(179円)。
そう、インターシティ・バスというのはズバリ、「日本車両」。温泉の送迎バスみたいな車両が流用されていて、「急停車にご注意」のようにスリランカの人にはまったくわからない日本語の表示がそのまま残されています。
道中はマータレーまで行くときにも通った車の町→革製品の町→陶磁器の町→籠製品の町、という流れで景色が変わっていくのが面白かったです。出発から1時間半くらいのときに通過する(コロンボから57キロのところに位置)中間地点にあった「WARAKAPORA」という名前の町がとても素敵でした。



お腹が空いていたのでバス停近くの露店で腹ごしらえをして





ゴール(海辺の町の最南端)行きのバスに乗り込みました。11時55分出発。
このバスの中で、クリシュナムルティ似のおじいさんとお話したりしました。(関連日記「アーユルヴェーダと生薬」)
バスに乗ってからも降りる町を決めていませんでした。母はとなりで爆睡に入っています。なんとなく母の疲労度などから「ALUTGAMA」というあたりで降りようかなと思っていたところで、後ろの席のアーナンダさんが話しかけてきました。その後は、もうなりゆきで何もかもが進んでいきました。
アルジャーマ(ALUTGAMA)へは13時50分に到着しました。バス代はひとり61ルピー(48円)でした。


ホテル探しもなにもかも、アーナンダさんのお世話になってしまった後、海のほうまでお散歩してみることにしました。





ふむふむ、ベントタ駅ってのがビーチの近くにあるわけね。なんて、15分くらいの散策でざっくり把握。


そしてこの後、夏八木さんに出会いました。
WANAWASE TEMPLE(ワーナワセ寺) へ行って、ジャングル・クルーズをする展開に。
ちょいと一杯のつもりで飲んだらはしご酒、な感じでうっかり探検。
さすがに母は途中でぐったりしていましたが、ジャングル・クルーズのあたりで異常に元気を回復してきて……


「この先ここで過ごすのに、快適な短パンが欲しいわ」
と言い出しまして、



バス停近くのお店でお買い上げ〜。750ルピー(585円)。写真ではいている青いパンツを試着したままホテルへ。



ふり返れば、この日はここまでで5キロ以上は歩いていたと思う。母には少々しんどかっただろうな。この後また歩いて、アーナンダさんのマッサージプレイス近くにあるレストラン「マハラジャ」に向かったのでした。たぶん2キロくらいある。




わ。八百屋だ〜。なんていいながら歩いていたら、道の向こうからアーナンダさんがやってきて、そのあと一緒にレストランへ。






このレストランはリッチな観光客向けのレストランです。
この日はアーナンダさんへのお礼を兼ねて、ここで食事をすることにしました。
コーラ100ルピー、ビール250ルピー、ミックス・サラダ350ルピー、CUTTLE FISH(酢豚味の魚炒め)550ルピー、シーフード・チャーハン800ルピー、コーヒー2杯で160ルピー、合計2430ルピー(1895円)。今回の旅での最高プライスごはんになりました。


この日、さすがに母は疲れてしまい、レストランのトイレで嘔吐。おろろ……。トゥクトゥクでホテルまで帰りました。
その先の母の体調がちょっと心配になったのですが、すぐに回復し、翌朝には海に入って泳いでいました。もちろん、その前に朝ヨガもきっちりこなして。
60歳を過ぎたおばさんですが、このあたりの回復力は、さすがと思いました。


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