たまに「いつ寝てるの?」と聞かれます。朝早くから仕事場に居るのにブログが2時台に更新されていたりするので、親しい人ほどそんな印象を抱くようです。
平日は4時間くらい寝ています。6時間寝ることはほとんどないです。土日はもう少し寝ることもあります。たくさん続けて寝ると、背骨の下にマグマみたいなエネルギーがたまって、かえって調子が悪い感じです。
夢はほとんど見ません。まれに見ると「うわ。夢みたよ今日」と、茶柱が立ったときのような感じがします。
いつもはそんな感じなのですが、年に一度か二度、ものすごくリアルな質感の夢を見ます。
これは、5月くらいに見た夢だと思うのですが、今日はたまたまその夢に出てきたエンジニアの男の子を見かけて、思い出しました。
そのエンジニアの子とは、3年前くらいに仕事で何度か話す時期があったくらいで、まったく個人の趣味趣向や生活などを知らないくらい、「あの部署の人」という感じの距離感。お友達度ゼロの後輩です。
その時に見た夢は
その子(T君)が、インドの駅に似た場所にいます。
日本の競馬場にも似た空間です。
空間の大きさは函館競馬場に似ていた。でもインド風。
T君はエンジニアの設定ではなく、身体だけがT君。
バックパック旅行。
荒い交差のツイードのパンツをはいていて、色はグレー。黒い太い糸が混じっています。
下のほうはけっこうロールアップしています。
私は、T君の気持ちの中に30%、その外に70%、という感じの配合で存在しています。
駅が、なんだか妙なムードです。
となりの女性旅行の二人組が「なんか臭うわ」「トイレのにおいがする」といっています。
駅なので、トイレのにおいがするのも、いろんな人の体臭がまざっているのも当たり前の状況なのですが、なにかを感じます。
なんとなく二人組が見ている方向にたくさん人がいるのですが、ひとりの女性が気になります。
その女性は、ハンガリー人です。金髪の、かわいらしい人です。
その女性からは、まったく変なにおいはしないのですが、なにか、変な感じがします。
その女性のしょっているリュックが、とても気になるのです。
その女性がハンガリー人であることなどは、こちらから話しかけていくつかの会話をしたときに知ったのだと思います。夢の中で「サラ(ハンガリー人のヨギの友達)と同じ国か」と一瞬思いました。そのときは、相手はこちらを女性として対応しているような感じで、フレンドリーです。
どうしてもそのリュックの中身が気になったので、唐突ではあるのだけど、お願いしたのかな。とにかくファスナーを開けてもらう展開になりました。
彼女は座ってリュックを開けてくれるのですが、その開ける瞬間の中に一瞬「その人がなにも違和感を感じていないっぽいところ」に違和感を感じます。
中から出てきたものは
新品のトイレ。パナソニック製。めっちゃ白モノ家電風。
便器じゃなくて、「トイレ」という設定なのだけど、
モノはうちにあるコロナの除湿機そのものの見た目。
夢の中でうちこは、それを「トイレかぁこれ」と認識している。
パナソニック製なので、こちらに妙にフレンドリーな感じなのか、と思う。
なんとなく、その女性二人組みが感じたにおいの原因はここにある気がするのだけど、明らかに新品の白モノ家電なので、まったくにおわない。
ここで終わりました。
T君がはいていたツイードっぽい素材のパンツとその厚み、乾いた風、なのに感じる湿度、駅のにおいと薄暗い感じ、その女性たちが訴えるにおい、新品のプラスチックの家電の感触……
妙に、いくつかのところがリアルなんです。もちろんカラー。
なんとなく、「概念」「マーヤ(幻)」「誤解」への示唆であることは、夢から覚めてすぐに気づいたのだけど、なぜトイレ? なぜコロナの除湿機なのに、トイレと認める?
夢というのは、不思議なものです。