うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

六花亭本店(北海道帯広)、お食事と炉ばた「かかし」

木曜の午後から今日の昼過ぎまで、北海道にいました。
今回の旅はさまざまな修行と観光がくっついているので、エピソードごとに北海道での思い出を綴ります。今日は、帯広で過ごした夜のこと。
初日の木曜は夕方に札幌へ着いて、とても楽しい夜を過ごしたのですが、翌日の金曜は朝からドライブをして、襟裳岬経由で夕方に帯広へ到着。ホテルへチェックインを済ませたときには18時を過ぎていたのだけど、ホテルでもらった近隣の案内地図に「六花亭本店」が!

この日は元同僚や現同僚と4人で行動していたのですが、仲間たちも「飲みに行く前に、行ってみよう。もう閉店かもしれない時間だけど、そんなに好きなら、行ったらいいじゃない」ということになり、行ってみた。まだ開いてた!


ここからのわたしは、ちょっとうるさかったと思う。
3年前の日記から、なにげに大絶賛の六花亭なのですが、好きなのは、お菓子だけじゃない。とってもヨガ的な経営理念が好き。
お店へ向かう道すがら、仲間たちにうちこがどうしてこんなに六花亭が好きなのか、語っていました。

  • 以前函館の五稜郭店へ行ったとき、四季で移り変わる景色を、壁紙のようにガラス張りの「背景」にしていて、それにいたく感動したこと。
  • とにかくスタンスが素敵
  • CIやネーミングも素敵
  • 店舗の存在と限定品のあり方、消費者との繋がりかたが素敵


このへんのことを、熱く語っていたわけなのですが、お店へ入ったらまず「喫茶室」がまだ開いているか、旅の仲間のひとり(ケンタロウ君)が確認してくれました。そのときに、「もう喫茶室は閉めてしまったのですが、ここで売っているものは、あちらのスペースでご賞味いただけます」と、レジ奥のスペースを案内してくださって、その言葉と同時にもう一人のスタッフさんが「新しいコーヒー」に入れ替えていたのを見て、「言ってたことがわかったよ」と。



すばらしい接客マインドのお二人


みんなで思い思いに好きなケーキやお菓子を選んで、お茶べり。



うちこはこの3色のシューケーキと、「夏衣」という季節限定品をふたつ買って仲間と小さく分け合いました。ほかの3名は男子でしたが、これは、いい! と楽しんでくれたご様子。
お菓子とコーヒーをいただきながら・・・


 六花亭は、サンドものでそのチャームを発揮すると思う」
 「挟むもの、挟まれるものの関係が、どれも素敵」 
 「有名なエース商品もあるけど、基本的に "ブランド"そのものよりも、 "北海道" を売る会社だと思うんだ」
 「季節ごとに足を運んでもらう仕掛けも、素敵なんだー」

 「実店舗へ、遠くても足を運びたくなる理由があるんだ」


▼ほら、こういうのも!


などなど熱く語り続けていたら「もはや社員」と仲間たちに笑われましたが、ただのファンです。旅の終わりの帯広空港でも、お花のプリントのバックを持っている仲間に「うれしいな♪」と言っているうちこに、「ほらまた、社員……(笑)」とツッコまれました。
話を本店でのエピソードに戻します。



飾ってあったお花は、なんともいえないほのかな、甘い香りでした




こういう「抱きしめたくなるようなネーミング」が大好き。





商品が、とにかくヨガ的!


以前の日記のコメントでおすすめいただいた

「大平原」も買って食べました。バター風味がよくて、ビールと一緒に食べちゃった。


このお店へ一緒に行った仲間たちが「そんなに思いを語れるお店があるなんて、いいねぇ。実際にこうやって来て食べてみたら、その気持ち、よくわかった。ただ人気のスイーツだ、きゃぁ。というのと違うね」と言ってくれて、みなさん2、3種「大人食い」しながら「んまい、んまい!」と楽しんで、とても幸せなひとときでした。


この日はその後も、お店運がよくて、本当は別のお店に入ろうとしたのだけどちょうど一緒に入ったカップルさんたちのところで満席になったので、近くをブラブラしながら


「みんなのセンサー」でその日に飲むお店を決めました。
それが、お食事と炉ばた「かかし」
明らかに早い時間から、地元の人でいっぱい。




お酒と食事とトークが軽快に進みすぎたので食べ物の写真は撮っていないのですが、どれも美味しくて、店員のお姐さん(?)たちのレコメンドも秀逸。閉店時間までこってり楽しみませていただきました。


この日は長時間、雨のドライブだったのだけど、雨が止んだ夕方から「楽しみ」が待っていたような一日でした。帯広という街が、大好きになりました。