うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

護国寺と雑司が谷霊園へ行ってきました

今日は道場入りが夕方からだったので、朝から都内を探訪。元同僚のガッキーとたぶん2年ぶりくらいに会いました。会うのは久しぶりだったのですが、彼女がこのブログをストーカーのように読んでくれているのをコメントで知っていたので、あんまりそんな感じでもなく、すんなりいきなり「都内おんな二人旅」でした。
今日はお写経の日でもあり、以前より写経に行ってみたいといっていたので、等々力不動尊で待ち合わせ。本堂で「久しぶりぃぃぃぃーーー!」とかなり控えめに再会の挨拶をし、読経。


今日は、為書きの位置間違えたのよねぇ。もっと上に書かなきゃいけないのに。「病因消滅」というのは、インフルエンザのことです。四文字にまとめるには、こんなのしか思い浮かばず。現地で道場のピロエちゃんとミチコさんに会いました。約束せずに、この出席率。すごいな我が道場写経部(笑)。


その後、かるくお茶して護国寺へ。



ちょうどそのまえに「見た目の老い」の話をしていたので、「不老」の文字に食いつく。



中へ進むと、左手に塔が。そして、右手には如来さんがいらっしゃり、



うむ? なんだか表情が・・・



ちょっとバカにしてるでしょ。ちぢれた髭、必要ないよねそこ・・・。



おでこ、お、おでこ、押したいっ!


ひとしきりこの如来さんで遊んだ後、本堂でお参り。
そして、本日のメインイベントへ!


今日のデートコースは、うちこが決めました。ガッキーはうちこに会えればよかったようなので、前から行きたかったところへ。それは、護国寺の裏にあります。



そう、中村家。



中村天風ヨギのお墓なり〜!
そして、その眼と鼻の先の距離には



マス大山大山倍達)さんのお墓もあるナリよ!



位置は、ここです。



マスさんのお墓はすぐわかったのだけど、天風師のお墓がその奥にあるのを知らなくて、そのへんのおっちゃんに聞いたら連れて行ってくれて、結局そのあと2時間くらい・・・
なんかこういうの、インドでもあったなぁ。あ! まったく同じようなことが、パリの墓地で・・・
雑司が谷なら、わたしもこれから向かうところだから、一緒に行きましょう」と、この素敵なジャージの、そうですねぇ、ここではわかりやすく「歌丸」としておきましょうか。



そうそう、護国寺には鹿鳴館の建築家、ジョサイア・コンドルさんのお墓もあります。あと、ホテル・オークラの創始者さんとか、とにかく偉い人が、いっぱい。



護国寺の裏の墓地を抜けると(つきあたりを、左方向です)、道を挟んですぐ「雑司が谷霊園」になります。著名人がたくさん眠っているのですが、うちこは「東郷青児さん」だけが目当てでした。ガッキーも宇野千代さんを読んでいるだろうな〜というのもあり(当たってた!)。
まあうちこ的にはそこだけでよかったのですがね、結局こってり、歌丸による「俺の紹介したい墓ツアー」になっちゃいました。半分くらいしか覚えていない気がしますが、いくつかご紹介します。




まずお目当てだった、東郷さん。




東郷さんのすぐ左横に、ジョン万次郎さんのお墓があります。

なんか途中から九州の大学教授(男性)と、その人を慕う歴女と一緒になっていて、結局5人で歩いていました。うちこは「宇野千代さんのカレシのお墓だー!」みたいな感じでちょっとはしゃいじゃっていたのですが、


マイペースな歌丸は、そんなことおかまいなし。で、


このいい〜味の書体は・・・ 事件の予感?!



探検家の川口浩さんご一族のお墓。ガッキーも携帯を取り出す、水曜スペシャル世代!
「替え歌もあったなぁ」と、教授がひそかに便乗。歴女嘉門達夫の話すればいーじゃん。もう!


ほかにも、

竹久夢二さん



夏目漱石さん



小泉八雲さん



永井荷風さん



大川橋蔵さん



ハヤシライスはこの人が由来といわれる丸善創始者「早矢仕」さん。矢のように早い仕事、のあて字だと思ってたら、本当に「早矢仕」なのね……。



「いい湯だな」を作曲した、いずみたく さん



武林無想庵さん


といった著名人、歴史上のかたがたのほか、



インド哲学の村上専精さんのお墓もありました。


ほんとうはこのあと1時間くらい、まったりとお茶べりしたかったのだけど、歌丸のマシンガン・トークをうまくドライブできず、「いろいろありがとうございました。わたしたち、もう時間なのでっ!」と、けっこうドタバタ帰ることになりました。でも電車の中でガッキーと短いながらも濃いお話ができて、楽しかったなぁ。お互いに会えない間にそれぞれの領域で学びを深めていたので、とてもよい考察交換ができました。ただの近況報告ではなく、「昨今学んだこと」の交換。あとは、ガッキーによるうちこブログへの生質問と生コメント(笑)。ここで紹介した本とか追っかけで読んでくれてたりして、いきなり「あの人の、あれはいいよねぇ」みたいな話とか。
ガッキーは存在を隠そうとしても「隠し切れないきれいなお姉さん」という見た目なので、職場でもいまだに、「彼女、元気にしてるかねぇ」という人がいます。とりあえず一律で「相変わらず、アホだった。エロ顔の如来見て喜んでた」と、手みじかに報告しておくことにしよう。


★おまけ:中村天風さんの「本棚リンク集」を作りました。いまのあなたにグッとくる一冊を見つけてください。