家路でよく「歩き瞑想」をします。リュックサックのときや、荷物が左右の片側に重く偏らないときはだいたいやってます。15分くらいかな。
いつの間にかはじめていて、もう半年以上でしょうか。ジョグ瞑想と同じ要領ですが、うちこ式歩き瞑想は、こんな感じです
- 呼吸の長さを歩幅でカウントする
- 呼吸が主軸なので、ものすごくゆっくり歩くこともある
- 7歩で吸って、1歩で折り返して、7歩で吐く とか、そんなかんじ
- 吐ききるところから始まります
- 日によって、心のざわめきや運動量、疲労度によって息が短くなります。ここが観想のポイント。
- 繰り返すうちに息が長くなるときは、いい感じ
- ちょっとノリノリになったりすると、息が短くなっちゃう
- なるべく心拍や脈がアップしないように歩く
- 吐くときだけ、真言を使うこともあります
<真言の例:不動明王さんでやるとき(一歩ごとの区切りで記載)>
のー まく さー まん だー ばー ざら だん
せん だー まー かろ しゃー だー そわ たや
うん たら たー かん まん(21歩)
このあと14〜16歩くらいで吸って、2歩クンバカして、二回目〜 という流れ。
<真言の例:空海さんでやるとき(一歩ごとの区切りで記載)>
なむ だい しー へん じょー こん ごー
なむ だい しー へん じょー こん ごー
なむ だい しー へん じょー こん ごー(21歩)
どっちも21歩なのですが、どうしても息が短いときとかってのがあったりします。そんなときは、南無大師遍照金剛を2度繰り返せば14歩。と、こっちは体調によって調節できます。
ほかにも王道で
<真言の例:般若心経でやるとき(一歩ごとの区切りで記載)>
ぎゃー てー ぎゃー てー はー らー ぎゃー てー
はら そー ぎゃー てー ぼー じー そわ かー(16歩)
<真言の例:般若心経をサンスクリット語でやるとき(一歩ごとの区切りで記載)>
ガー テー ガー テー パー ラー ガー テー
パラ サム ガー テー ボー ディー スヴァ ハー(16歩)
なんてのはヨガ度がちょっとあがりますし、
<真言の例:チベット系なら(一歩ごとの区切りで記載)>
オン マニ パド メー フン(5歩単位)
なんてのも、5歩単位だとやりやすかったりします。
真言は、自分が唱えやすければいいので、たとえ意味のある言葉であったとしても
●猪木真言バージョン
げん きがー あれ ばー なん でも できー るー(8歩)
●西遊記真言バージョン
ニンニキ ニキニキ ニンニキ ニキニキ ニニ ンガ サン ゾ(8歩)
ニンニキ ニキニキ ニンニキ ニキニキ ニシ ガ ゴク ウ(8歩)
(ただしメロディをつけて普通に歌い出すと、吸う息が一瞬になるので意味がありません)
歩き瞑想のマントラ・バリエーションは無限大。かなりバリエーションが広がってしまっています。これやってると、やっぱり小林亜星さんとかキダ・タローさんは真言的な繰り返しがうまいんだなぁ、なんてことに気づいたりします。(邪心)
とにかく、今日の怒りとか自分への責めを反芻しながら歩くよりは、よいわけです。呼吸って偉大です。
▼うちこ式瞑想のおまけ
雑念の初期症状に、ポイポイ瞑想