うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

4月の報告と、ヨガ&マラソン(フィジカル考察編)

今月は大会に1度出て、砧公園を2回、皇居を1回。最近忙しいのでなかなかコンスタントに走ることができません。(写真は大会のもの。オールスポーツコミュニティさん撮影)
せっかく砧公園まで徒歩2分のところに引っ越してきたというのに、残念だなぁ。砧公園は大きすぎて外周でも夜走るのが怖いので、夜は走らないんです。以前は馬事公苑の近くに住んでいたので、ジョッキーさんや農業大学の生徒さんが深夜でも誰かしら走っていて、12時台でもへっちゃらだったのですが。

▼今月の明細


さて。ちょうどマラソンを始めて1年になります。初めて走ったのは、去年の4月15日。今年に入ってから「東京マラソン(42.195キロ)」「ヨロンマラソン(リレーで9.3キロ)」「笹川流れマラソン(ハーフ)」と出場してみました。そんなに続ける気もないのですが、帰省がてら新潟県の大会で走るのが恒例になってきたので、やめられなくなりつつあります。

この1年、ジョギングやマラソン大会での長距離をやってみて、本当にこれまでヨガをやってきて良かった、と思うんです。
先日の本の紹介「ヨーガの思想―心と体の調和を求めて」でも別の人の例を引用紹介しましたが、うちこはこの二つの運動について、相乗効果というよりも、ヨガがマラソンに対してよい補助習慣であると、胸を張って言えます。ランナーの皆さんはヨガしたほうがいいって。ほんと(しつこい?)。

理由は・・・

 ・横隔膜が強くなっているので、痙攣して横腹が痛くなったりしない
 ・「股関節の可動域を節約した走り」を意識できる
 ・足の裏の感覚が鋭くなっているので、負荷やゆがみのない走りを意識できる
 ・無駄な力が入っている場所への気づきで、弛緩の調整ができる。特に肩甲骨周辺
 ・「顎が上がる」など、疲れたときに出やすい体癖を知っているので、注意できる
 ・呼吸のバリエーションで、走っている間にも気分転換ができる
 ・競わない心。周りを気にせずマイペースを保てるので、ノリと調子の不整合によるストレスがない
 疲労感のヨミが正確になってくると、「このペースなら大丈夫」という計算が立ちやすい
 ・走る前後、走っている合間に入れるストレッチ技術


ヨギじゃないほうが良かったかも・・・と思うのは


 ・完走しても「やったー」的な感動が一瞬で、すぐ翌日の疲労軽減のためにどうほぐすか考えてしまう(笑)


ということ。
これは東京マラソンの直後に思いました。ゴールした後、「うわーすごい負荷。明日どーしよー」と。
フルマラソンの負荷は年に1回までにしないとちょっと股関節クンがかわいそう。最近は走りに「行くこと」を楽しむようにしています。

あちこち行ってみて思ったのは、マラソンの醍醐味はやはり「自然を感じること」じゃないかと。
完走する前でも、「こんな景色を見ながらおいしい空気を身体に循環させているなんて、贅沢! ああ早くタダ・アーサナで肺胞の隅々にまでこの空気を満たしたいよぅ」という気持ちになったり(笑)。きれいな空気をお金に換算したら、こんなにお得なスポーツないですよ。
これからも日本人に生まれてよかった! と思うような場所をたくさん走りたいと思います。

ちなみに、今日の皇居は白い小花と黄色の菜の花が咲いていて、かわいらしい雰囲気でした。もう少しするとあじさいの季節です。