今日は3月6日に行った沖縄の御嶽巡りのことを書きます。南城市は沖縄の南端にあり、有名なパワースポットがいくつもあります。同僚のオカンにすすめられた世界遺産の「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」と「浜川御嶽(はまがーうたき)」、そこから歩いてすぐの浜辺「ヤハラヅカサ」へ行きました。
斎場御嶽の御門口。小さなおうちのようなものは、香炉だそうです。
奥には、こんな絶景が。見えたのは、アマミキヨという女神が降臨したという神話の島「久高島」
御嶽(うたき)とは、神が降臨し鎮座する聖域のことを言うそうで、その道中はまるで「もののけ姫」に出てくるような景色ばかり。パワースポットという言葉の意味はよくわからないまま行ったのですが、「すごいなぁ」という自然現象でできた景色には、大いなる力が感じられます。というか、なにもかもがでかい。
次に、「浜川御嶽」へ向かいました。「浜川御嶽」は、上陸した神が旅の疲れを癒した場所だそうです。
これも香炉だそうです。沖縄のこういった小さなおうちのようなものは、なかにお地蔵さんがいないのが不思議な印象を受けます。
そこから海へ向かっていくと、ヤハラヅカサへ。「神聖霊域」という立て札が。
片平なぎさが、いままで自分のこころの中だけにしまっていたあんなことやこんなことを、筋道立てて暴いてくれそうな景色。
海側ではなく、足元に目を向けると、こんな感じ。うちこは、この光景のほうがゾワーーーーっときました。なんだか、「スライムでできた村」のようで。
ちょっと触ってみました。海草なのですが、鮮やかさがなんだか怖い。
な、なんで唐突に「つえ」が?! テテテッテッテッテーン "うちこは、「のろいのつえ」をてにいれた"
結論、うちこには「ヤハラヅカサ」という場所がなんだか見たことのない生命のパワーだったり、しっとりと長年根を生やした生命の執念的なパワーだったり、継続して今も積み重なっているエネルギーみたいなものが感じられて、強く印象に残りました。
ちょっと前まで、聖子ちゃんの歌詞の世界のような青いビーチを歩いていたのに、その近くにこんな不思議な景色があることが不思議。うちこは森昌子の歌に出てくるような海になじんで育ったので、「同じ日本なのになんでこっちの浜辺はこんなにオシャレなんだよ!」とふてくされていたのですが(笑)、森昌子風でも聖子風でもないこの海が、なんだか印象に残ったのです。
この後、「樋川(かーひじゃー)」と呼ばれるところと、グスク・ロードをドライブしたのですが、それはまた後日書きます。