三点倒立した後で、足をロータス(蓮の花のポーズ)の状態に。足は、手を使わずにぐりぐりと足首をこねくり回しながら、くるぶしをはめ込みます。この過程がちょっとマヌケで、そこはあんまり見られたくないのですが、できあがると写真のようになります。足を組んだ後は、伸ばしている状態よりもバランスをとるのはラクになります。
が、足を組むグリグリ過程で集中力を切らさないこと。というのがむずかしい。
このポーズを課題にしている人へのアドバイスとしては、単純に考えて、以下の信念を強く持ちながらグリグリしましょう。
- 座った状態でできることは、逆さになっても、逆さまになることができていれば、できるはず。
- 厳密には、座った状態で「手を使わずに」ロータスを組めれば、ということになるのですが、それができなくても逆さまになるとできるんです。なぜかというと 股関節とお尻を前後に動かせるから。
座っている状態では床がありますから、お尻と背中は直角です。が、この部分が逆さまになることで一直線になり、しなることができます。座っている状態よりは格段に足は組みやすくなります。
いっけん難易度の高いポーズでも、こんな風に過程ごとに身体の仕組みを整理していくと、意外と難しくないはずであることに気づきます。「単純に考えたら、できるはずじゃない?」という気持ちが生まれたとたんにできるようになる、ということが、ヨガではよくあることです。