うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

男性のヨガと「覇権欲」「眉間のしわ」について

今日たまたま通勤中に携帯でまとめ読みした英会話のメルマガにおもしろいことが書いてありました。例文を英訳してみましょう、という形式のメルマガなのですが、その例文の中に書いてあったこと。例文を引用コピーします。


私:『地球上から戦争を一掃する方法があると聞きました。』
恩人:『どんな方法ですか?』
私:『地球上のすべての男を月へ送り込むのです。』
恩人:『実際には不可能なことですが、なぜですか?』
私:『覇権欲は男の性で、人類史上すべての戦争は男の覇権欲が原因だからだそうです。』


私がおもしろいと思ったのは、いくつか身近なことと重なる内容だったから。


このエントリーを「ヨガエピソード」にしたのは、まず、ヨガの場面でそう思うことがあるからです。
うちこの通う道場は男性も女性も一緒にヨガをするのですが、男性のヨガを見ていて上達が早いなぁと思う人は、お話をするなかで感じる人格的な面で、この「覇権欲」が少ない気がします。年齢に関係なく。「自分に向き合うヨガ」ができる人です。
インストラクター仲間が、以前ある男性のことを「まだ彼はヨガへの取り組み方がわかっていないなぁ」という言い方をしていて、「取り組み方」というのはすごく私にはわかりやすかった。「自分に向き合うヨガができているかどうか」ということ。もっと強い言い方をしてしまうと、「自分の内面以外の(ここでいう内面とは、体の表面から中のことすべてなので、筋肉や骨格を含みます)なにかに心を奪われた状態でヨガをする」ということ。鏡に映った自分は、外面です。これはそのまま「りきみ」となって現れます。
今日一緒にヨガをした男性でいわゆるこの「覇権欲」タイプの、いつも鏡に映った外面にとらわれて「りきんじゃう」人がいて、今日は「おでこの力を抜いて」ということを多めに言ったのですが、レッスンの後に「僕は気がつくと眉間にしわを寄せて力が入っていることがわかりました」と言われました。こうゆうふうに、気づいてもらえると本当にありがたい。彼のヨガが今後よくなっていきますように。



ここからはヨガではなく仕事の話。昨夜、仕事仲間の二人の男性と三人で夕食を共にしたのですが、その片方の人がとても「覇権欲」の強い人。でも大人だから、なるべくそうゆう面を隠そうとする。でも、やっぱり出ちゃってる。
自分と同格のその場にいなかった男性何人かの仕事ぶりについて、わたしがどう思っているかを聞かれたのですが、やんわりと「彼らの仕事は僕よりレベル低いよね」という答えを期待されているのをキャッチ・・・しますよそりゃ。わたしヨギですから(笑)。その人もいつも「眉間にしわ」が寄っている人なんです。
わたしは人と人との比較論で個人を評価しない。実際に自分と一緒になにかをしたときに感じたこと、もしくは世の中に対してその人が行っていることがその人に対する「見る範囲」なので、自分以外の人同士の評価はあまり参考にしない。そんな理由から、彼が期待するような回答はできなかったのですが、彼について仕事上で素敵と思うところをそのまま伝えました。


気がついたら「眉間にしわ」が寄っている男性のみなさんは、周りの女子に見抜かれているかもしれません。気をつけてください。